外来生物について
- [公開日:2023年6月1日]
- [更新日:2025年9月30日]
- ページ番号:48095
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| 特定外来生物 | 条件付特定外来生物 | 生態系被害防止外来種 | 
|---|---|---|
| アライグマ | アカミミガメ | アメリカオニアザミ | 
| ヒアリ | アメリカザリガニ | |
| アカカミアリ | ||
| クビアカツヤカミキリ | ||
| オオキンケイギク | ||
| ナガエツルノゲイトウ | 

特定外来生物について

「特定外来生物」とは?
「特定外来生物」とは、
外来生物法により、生態系などに被害を及ぼすものとして指定された生物です。
外来生物法では、特定外来生物に指定された生物を
飼育・栽培・保管・運搬・販売・譲渡・輸入・野外に放つことなどを
原則禁止しています。
~~~違反した場合の罰則~~~
これらの項目に違反した場合、
最悪の場合、個人で懲役3年以下もしくは300万円以下の罰金、
法人の場合1億円以下の罰金が科せられます。


アライグマ


毒を持つ外来アリ


ヒアリ

出典:環境省
ヒアリに関しまして、詳しくはこちらをご覧ください。


アカカミアリ

出典:環境省近畿地方環境事務所
アカカミアリに関しまして、詳しくはこちらをご覧ください。


クビアカツヤカミキリ

提供:(地独)大阪府立環境農林水産総合研究所
クビアカツヤカミキリに関しまして、詳しくはこちらをご覧ください。


オオキンケイギク

オオキンケイギクについて
オオキンケイギクは北米原産の多年草で、5~7月にかけて鮮やかな黄色のコスモスに似た花を咲かせますが、強靱で繁殖力が強く全国的に野生化し、日本の生態系に大きな影響を及ぼすおそれがある植物として、平成18年2月に特定外来生物に指定されました。
外来生物法により、栽培、運搬、販売、野外に放つことなどが禁止されていますので、河川敷や道路端などに咲くオオキンケイギクやその種を持ち帰ったり栽培しては絶対にいけません。

花の特徴について
・花はコスモスに似た形状で直径5cm~7cm程の頭状花(茎の先端に1つの花を付ける)
・花びら(舌状花)の色は黄橙色で、花の中央部(管状花)も同じ色をしている
・花びらの先端には不規則に4~5つのぎざぎざがある
・コスモスとは開花時期が異なる(コスモスは秋)

オオキンケイギクの花[提供:環境省九州地方環境事務所]

葉の特徴について
・細長いへら状をしており、一番幅がある部分の幅は1cm程度
・葉の両側には荒い毛が生えており、葉の周囲はなめらか(鋸歯がない)
・花が似ている植物の多くは、葉が針のように細かったり、複雑な切れ込みをしていたりするため、見分けが付きやすい

出典:環境省九州地方環境事務所

駆除を行う場合の注意点について
- 根本から株ごと抜き取る 
- その場で、種子や根を落とさないように袋に入れて密閉し枯らせる 
- 燃えるごみとして排出する 

その他
オオキンケイギクの特徴
 オオキンケイギクの特徴 (PDF形式、1.25MB) オオキンケイギクの特徴 (PDF形式、1.25MB)- (環境省九州地方環境事務所制作) 
みんなで駆除しようオオキンケイギク
 みんなで駆除しようオオキンケイギク (PDF形式、1.95MB) みんなで駆除しようオオキンケイギク (PDF形式、1.95MB)- (環境省九州地方環境事務所制作) 


ナガエツルノゲイトウ

ナガエツルノゲイトウについて
ナガエツルノゲイトウは、南米原産の多年草で、河川、ため池、水路、水田等の他、乾燥にも耐えられるため、畑で陸上植物としても生育できます。
根や茎の断片から再生することができ、日当たりの良い水辺では大群落となります。繁茂することで、河川や水路周りの通水を阻害したり、水田や畑で作物と競合し作物の収穫量が減少したり、ため池の水面を覆うことで水中の酸素量が低下し水質が悪化するといった影響を及ぼすため、生態系や農業に悪影響のおそれがある植物として、特定外来生物に指定されています。
外来生物法により、栽培、運搬、販売、野外に放つことなどが禁止されています。適切な手続きをとらずに生きた個体を移動等させてしまうと法律違反となるので、取り扱いには十分な注意が必要です。

出典:農林水産省ホームページ

特徴について
【花】
・花柄は葉のわきから伸びる
・花柄の長さは約1~4cm
・花は、小さな花が集まった直径約1~1.5cmの白い球状
【葉】
・節から1対の葉が付く
・葉の先がややとがる
【茎】
・茎は空洞(ストロー状)
・節に短い毛がある
・茎の表面

出典:環境省ホームページ

駆除を行う場合の注意点について
1.根や茎からも再生するため、重機で駆除を行う場合にも、土を掘り起こして根から除去し、重機等に断片が残らないよう、作業後移動する際に洗浄を行う
2.根付いたり断片が拡散しないように、袋に密閉して厚手のブルーシートの上に置くなどして枯らせる
3.燃えるごみとして排出する
その他、陽熱処理や除草剤を用いた方法もあります。駆除方法の詳細については、次の「ナガエツルノゲイトウ駆除マニュアル」をご参照ください。
ナガエツルノゲイトウ駆除マニュアル(令和5年3月(令和7年3月改訂))
 ナガエツルノゲイトウ駆除マニュアル(令和5年3月(令和7年3月改訂)) (PDF形式、7.30MB) ナガエツルノゲイトウ駆除マニュアル(令和5年3月(令和7年3月改訂)) (PDF形式、7.30MB)- 出典:農林水産省ホームページ 

”条件付”特定外来生物について

「条件付特定外来生物」とは?
・「条件付特定外来生物」は、外来生物法に基づき特定外来生物に指定された生物のうち、通常の特定外来生物の規制の一部を、当分の間、適用除外とする(規制の一部がかからない)生物の通称です。「条件付特定外来生物」も、法律上は特定外来生物となります。
・現時点で「条件付特定外来生物」に指定される生物は、アメリカザリガニとアカミミガメの2種のみです。これら2種以外の特定外来生物は、これまで通り、特定外来生物についての全ての規制がかかりますのでご注意ください。
・アカミミガメ・アメリカザリガニとも飼育者がとても多い生きものであり、単に特定外来生物に指定して飼育等を禁止すると、手続きが面倒などの理由で野外へ放す飼育者が増えると予想され、かえって生態系等への被害を生じるおそれがあります。そのため、一部の規制を適用除外とする「条件付特定外来生物(通称)」に指定することとなりました。

”条件付”特定外来生物のポイント
- 規制開始後も、一般家庭でペットとして飼育しているアカミミガメ・アメリカザリガニは、これまで通り飼うことができます。
 申請や許可、届出等の手続きは不要です。
 アカミミガメ・アメリカザリガニが寿命を迎えるまで大切に飼育してください。
- アカミミガメ・アメリカザリガニを池や川などの野外に放したり、逃がしたりすることは法律で禁止されます。違反すると罰則・罰金の対象となります。適切な飼育を行わずにカメやザリガニが自力で逃げ出した場合も違法となることがあります。逃げ出さないような容器で適切に飼育してください。
- 飼い続けることができなくなった場合は、友人・知人等に譲渡してください。この場合も、無償(譲り渡す側が引き取り料等を払って引き取ってもらう場合も含む)であれば申請や許可、届出等の手続きは不要ですが、責任をもって飼うことのできる相手を探して下さい。ただし、無償であっても頒布にあたる行為は規制されます。


アカミミガメ

出典:環境省ホームページ(自然環境研究センター)
アカミミガメは全国各地に定着し、日光浴の場所や食物などをめぐって在来カメ類との間で競合が生じ、在来カメ類に影響を及ぼします。また、食性が多岐にわたるため、在来生物群集に大きな影響を与えると考えられています。
→アカミミガメの概要はこちらからご覧ください。


アメリカザリガニ

出典:環境省ホームページ(自然環境研究センター)
アメリカザリガニは日本全国に広く定着し、水生植物を消失させたり水生昆虫の局所的な絶滅を引き起こしています。また、ザリガニペストや白斑病などを保菌し、ニホンザリガニを含む在来甲殻類に大きな影響を与える可能性があります。
→アメリカザリガニの概要はこちらからご覧ください。

生態系被害防止外来種について

「生態系被害防止外来種」とは?
生態系被害防止外来種とは、侵略性が高く、我が国の生態系、人の生命・身体、農林水産業に被害を及ぼす又はそのおそれのある外来種を指します。
また、国外由来の外来種のみではなく、国内由来の外来種も幅広く選定されていますので、概要や選定されている動植物につきまして、詳しくはこちらのリストをご覧ください。


アメリカオニアザミ


市内で外来生物の「アメリカオニアザミ」が確認されています。
この植物は、繁殖力が非常に強く、その土地にもともとあった植物の生息場所を占領してしまう可能性があり、総合対策外来種に指定されています。
また、葉や茎に硬く鋭いトゲが生えており、安易に触ると危険ですので、ご注意ください。

アメリカオニアザミとは
キク科の植物で、繁殖力が強く、在来の植物の生息場所を奪うなどの影響を与える可能性があるため、環境省により生態系被害防止外来種に指定されています。
葉がギザギザで、トゲがあるのが特徴で、刺さると痛みを伴います。
開花時期は7~10月ですが、枯れた後でも鋭いトゲがあるため、十分に注意してください。
なお、高さは50~100cmに成長するため、小さいお子様は特にご注意ください。

もし所有地に生えていたら…
所有地などにアメリカオニアザミが生えていた場合、駆除を行ってください。
野生の生態系を守るため、皆様のご協力をお願いします。
※駆除の際は、トゲに十分注意してください。

駆除の方法
- 花が咲く前の駆除が効果的です。
- 硬く鋭いトゲがあるため、革手袋等をつけて作業をしてください。
- 草刈鎌などで刈るか、スコップ等を使用して根周辺の土ごと根を掘り上げてください。
- 多年草のため、株や根が残っていれば再生してしまいますので、その場合は再度の駆除をお願いします。
- 駆除後は、一般ごみ(燃えるごみ)として処分してください。なお、トゲが袋を突き破り、収集作業員が怪我をする可能性がありますので、新聞紙などでくるむか「トゲ注意」の貼紙をごみ袋に貼るなどご配慮願います。
お問い合わせ
枚方市役所 環境部 環境政策課 (直通)
電話: 050-7102-6003
ファックス: 072-849-1206
電話番号のかけ間違いにご注意ください!

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