大型野生獣（イノシシ、クマ）の目撃情報について

・イノシシ

・クマ

令和7年11月29日（土曜日）正午頃に第二京阪道路（津田南町1）付近の国見山登山口にて、イノシシの幼獣（1頭）の目撃情報がありました。

イノシシは本来、臆病でおとなしい性質で、通常イノシシが人に出会ってもイノシシの方から逃げるので慌てる必要はありません。

しかし興奮していたり、発情期（晩秋～冬）や分娩後で攻撃的になっていたり、至近距離で突然出会った場合には注意が必要です。

下記の注意事項により、野生動物は見かけてもそっと見守り距離をとるようにしてください。

• 令和7年11月22日（土曜日）午後5時頃に第二京阪道路（津田南町1）付近の側道で、植え込みにいるイノシシの幼獣（4頭）の目撃情報がありました。
• 令和7年10月31日（金曜日）午後4時頃に枚方市尊延寺3丁目11番付近で、野生のイノシシの目撃情報が発生しています。また、10月下旬には枚方市尊延寺5丁目「武生田公園」でイノシシによる地面を掘り起こした跡が発見されています。

イノシシを見かけても、刺激を与えず、興奮させないことが大切です。

近づいたり、棒などを使って追い回したり、石を投げたりすると、イノシシが興奮し人に危害を加える可能性がありますので、そのような行為はおやめください。

イノシシがこちらに気づいていない、イノシシとの距離が十分ある場合、静かにその場を立ち去りましょう。

もし、イノシシが近づいてきても、あわてずにゆっくりと後ずさりして離れましょう。

高いところに避難する、建物や車の中に入るなど身の安全を確 保しましょう。

（急に動くと、イノシシが驚いて、思わぬ事故につながることがあるので、注意してください。）

※お子様の行動には特に注意が必要です。

近づいたり、からかったりしないように、ご家庭などで十分ご注意ください。

（1）鈴をつけるなど音で人間の存在を知らせる工夫をしましょう。

（2）夜などに外出するときは懐中電灯などの光で知らせるのも効果的です。

餌付けにより人に慣れたイノシシが人身被害を引き起こすことがあります。

エサは絶対に与えないでください。

参考：大阪府HP（別ウインドウで開く）

イノシシに遭遇した際に注意していただきたいことをまとめた啓発チラシ、ポスターを作成しました。

周知用としてご自由にご活用ください。

現時点で枚方市内でのツキノワグマの確認事例はありませんが、近年、ツキノワグマの出没地域の拡大が確認されています。

関連情報を掲載している市町村に、リンク設定しています。

・大阪府

・高槻市

・島本町

・京都府

・京田辺市

・奈良県

・生駒市

ツキノワグマによる被害を防止するため、万一出没した際には以下事項にご留意ください。

あわてず落ち着いて、ゆっくりその場を離れましょう。その際、クマに背を向けないように注意し、大声を出したり、走って逃げるのはやめましょう。

子グマの近くには親グマが居ます。子グマを見つけても近づかずにすぐにその場から離れましょう。

すぐ近くで遭遇したときは、急に動かないように注意し、致命傷を避けるために両腕で顔や頭を覆い、うつぶせになるなどして身を守りましょう。

ツキノワグマの出没情報があった場所にはなるべく近づかないようにし、特に早朝や夜間の外出は控えましょう。

出没情報の近くではラジオやクマ鈴などの音の出るものを持参するようにし、クマに人間の存在を知らせましょう。

絶対に餌付けをしてはいけません。人間に対する警戒心がなくなり恐れなくなります。

また、柿や栗の実を狙って人家周辺に居つくことがあります。生ごみや、果樹、畑の野菜などを管理し、クマが隠れられそうな藪などは刈り取りましょう。

ツキノワグマはヒグマほど大きくないため、夜間や夕暮れ時には、他の野生動物と見間違えやすいのでご注意ください。