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あしあと

    ミニ文化財展示「春日神社(津田)の秋祭り」を開催中

    • [公開日:2025年8月20日]
    • [更新日:2025年8月20日]
    • ページ番号:52508

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    津田元町1丁目に所在する春日神社の秋祭りは、提灯と太鼓に特色を持つ祭りです。

    毎年10月18日(宵宮)・19日(本宮)には、本殿前と拝殿前に地域の7つの町(ちょう)が大提灯を掲げるほか、拝殿の軒先や神社前の道路、そして家々の門にも提灯が掲げられ、夜になると、神社周辺は提灯のあかりにつつまれます。

    7つの町から出される大提灯は、高さが160センチメートルもあり、上輪(うえわ)・下輪(したわ)に龍と宝珠(ほうじゅ)、雲、波、龍宮城と浦島太郎などの立体的な錺金具(かざりかなぐ)がつく立派なものです。今も使用している各町の提灯箱には、江戸時代後期の紀年銘を見ることができます。

    また、秋祭りのときに拝殿に据え置かれる大太鼓は、寛政(かんせい)2年(1790)に寄進されたもので、代々修理をしながら現在まで大切に使用されています。

    このように、来歴があきらかな大提灯や大太鼓が現存し、地域の7つの町が提灯を出し飾る風習も江戸時代から変わらず今に続く貴重な事例であることから、枚方市は令和7年3月10日付で「春日神社(津田)の秋祭り」を市登録文化財(別ウインドウで開く)に登録しました。

    津田支所1階ロビーの文化財展示コーナーでは、今回の登録を記念し、パネル展を開催しています。

    春日神社(津田)

    春日神社(津田) 本殿(右)と末社若宮八幡宮本殿(左)

    春日神社(津田)拝殿前の大提灯

    あかりがともった拝殿前の大提灯

    令和7年10月に、枚方市立旧田中家鋳物民俗資料館(別ウインドウで開く)にて、「春日神社(津田)の秋祭り」の写真や関連する民具を展示する企画展を開催予定です。

    詳細は、「広報ひらかた」やホームページ等にてお知らせします。

    ミニ展示ケースでは、「津田城とその周辺」を展示中

    枚方市東部の通称、津田山にある城郭群などを総称した津田城遺跡から出土した戦国時代の遺物を展示しています。

           津田城遺跡 位置図

        国見山城 航空写真 (昭和59年撮影)

    会場

    津田支所(枚方市津田北町2丁目25番1号)

    【電車】JR学研都市線「藤阪駅」下車、徒歩10分

    【バス】京阪バス「津田本通」下車すぐ