マムシやヤマカガシなどの毒蛇にご注意を
- [公開日:2023年7月31日]
- [更新日:2023年7月31日]
- ページ番号:32759
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マムシの生態
全長約45cm~80cm。
体型は太短く頭は三角形。
体色はさまざまですが、典型的なものは灰褐色から暗褐色で、背に銭型の斑紋が並んでいます。
低山地の田畑や水辺の湿ったところを好んで生息し、主にカエルやネズミを捕食します。
マムシは、非常に強い毒性を持つ蛇であるため、絶対に刺激を与えてはいけません!
マムシは、上顎に毒腺があり、先端に鋭い2本の毒牙を持っています。毒性は出血性で、咬まれると内出血を起こして、血管や筋肉が壊死します。
ヤマカガシの生態
全長約60cm~120cm。
体色は場所によってさまざまですが、シマヘビやアオダイショウと比べると、色彩が鮮やかで赤色、黄色や黒色の斑紋があるのが特徴です。近畿地方から中国地方には青色の個体もいます。
水田や河川の岸辺の草むらなどに生息しており、主にカエルや魚を捕食します。
ヤマカガシは、非常に強い毒性を持つ蛇であるため、絶対に刺激を与えてはいけません!
ヤマカガシが持つ毒は、上顎の奥にある毒腺から分泌される毒と、背面から分泌される毒の2種類があります。上顎の奥から分泌される毒は、主に獲物を捕らえる際に使われる出血毒で、全身的な出血による死亡例もあります。また、背面から分泌される毒は、外敵から身を守るために使われるステロイド系の毒で、皮膚に触れると炎症を起こします。
マムシやヤマカガシなどの毒蛇を見かけたら
マムシやヤマカガシなどの毒蛇は自然の生き物ですので、市で駆除や捕獲は行っていません。しばらくすると別の場所に移動しますので、見かけてもそっとしておきましょう。
咬まれないために
- マムシやヤマカガシなどの毒蛇を見つけたら、刺激しないでその場を離れる(捕獲しようと思わないこと。)
- 山菜などに手を伸ばしたり、倒木をひっくり返す前に周囲をよく確認する
- 草刈りや、落ち葉をかきわけるときは、最初に鎌や棒などを使う
- マムシやヤマカガシなどの毒蛇のいそうな場所では、軍手や長靴を着用する
もしも咬まれてしまったら
- マムシやヤマカガシなどの毒蛇に咬まれたら、慌てず安静にしてください。(慌てて走ったり、激しく動くと毒が体内で早くまわるので危険です。)
- 咬まれた部分から心臓に近いところで軽く縛ってください。
- 119番通報し、救急車を呼び医療機関で手当てを受けてください。
駆除もしくは退治したい場合(有料)
マムシやヤマカガシなどの毒蛇の駆除が必要な場合は、専門の業者に依頼していただくか、ホームセンターなどで忌避剤を購入し、散布してください。
業者につきましては、タウンページ(職業別)の「消毒業・便利業」の業者か、大阪府内の駆除業者の多くが加入している(一社)大阪府ペストコントロール協会へご相談ください。(業者により料金が異なる可能性もありますので、複数の業者から見積もりし、納得した上でご依頼ください。)
お問い合わせ
枚方市役所 環境部 環境政策課
電話: 050-7102-6003
ファックス: 072-849-1206
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