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    枚方市公民連携プラットフォーム

    • [公開日:2021年10月14日]
    • [更新日:2025年3月31日]
    • ページ番号:28618

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    「枚方市公民連携プラットフォーム」

    枚方市の抱える課題を事業者(企業・大学・研究機関等)の皆様と共有し、事業者の皆様が持つアイデアや技術等を活かして、課題の解決と市の魅力向上に向けた公民連携事業を展開していくための対話の場として、枚方市公民連携プラットフォームを設置しています。

    本市では、公民連携プラットフォームを一元化した窓口とすることで、事業者の皆様と市の関係部署との共有・連携、提案内容の実現に向けた検討や調整を円滑に進めます。

    公民連携プラットフォームの概要(イメージ図)

    イメージ図

    公民連携プラットフォームの取り組み

    (1) 枚方市が解消したい課題やテーマを明確にし、事業者からの提案を募集します。

    登録事業者の皆さまには、市が新たな課題を掲載するごとに、メールにより直接通知いたします。
    事業者の皆さまの提案に基づき、実証実験の取り組みなどを検討します。

    (2) 公民連携に取り組みやすい環境を整えます。

    ⇒市は、オープンデータや実証実験フィールドの提供等、公民連携事業を円滑に進めるための環境を整えます。
    また、連携実績については、プレスリリースや市ホームページ等のさまざまな媒体で情報発信し、PRを行います。

    詳しくは、「枚方市公民連携ガイドライン」をご覧ください。

    枚方市公民連携ガイドライン

    Adobe Reader の入手
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    公民連携プラットフォームへの登録

    提案を提出いただく際には、事前に登録が必要となります。

    要領をご確認のうえ、登録手続きを行ってください

    <登録の流れ>

    (1) 登録用フォームに、必要事項を入力下さい。

    (2) 自動返信により受付メールが届きます。

    (3) 後日、登録完了のご連絡をさせていただきます。

    登録用フォームはこちら(別ウインドウで開く)


    提案の提出

    公民連携プラットフォームに登録していただいた後は次の2通りの提案が可能となります。

    1、市の課題に関する提案

    2、自由提案(市からの課題によらず、事業者の皆さまからの自発的な提案)


    ご提案をいただく場合は、「提案シート」(各様式参照)を作成し、提案内容のわかる資料を添付いただき、次のメールアドレスへ送付してください。

    <公民連携プラットフォーム専用メールアドレス(総合政策部  政策推進課)>

     teian-hirakata@city.hirakata.osaka.jp


    提案募集中の課題

    【随時更新】市から提案を募集している課題

    現在提案を募集中の課題はこちらをご覧ください。皆様からのご提案をお待ちしております。

    募集中の課題一覧(別ウインドウで開く)


    公民連携の取り組み状況

    公民連携プラットフォームを中心とした、本市の公民連携の取り組み状況は次のとおりです。

    公民連携の取り組み状況
    年度公民連携に関する提案数(件)取り組みの実現数(件)
     R5      62      22
     R4      92      24
     R3      61      28
     R2      31        9
    合計       246      83

    これまでの公民連携による実証実験事例

    【令和5年度】主な公民連携による実証実験事例

    (1)デジタルサイネージを活用した社会実験(ケイズハウス株式会社) 【連携部署:政策推進課】

    サイネージ写真

    8つの公共施設に計10台のデジタルサイネージを設置し、最新の市政情報を広く発信しています。

    この実証実験では、設置及び運営、維持管理に関する費用は、デジタルサイネージで発信する民間広告の広告収入で賄い、公費負担なく情報発信媒体を安定的に運営することの可否についても検証します。

    【実施期間:令和5年5月から令和8年3月(約3年間)】


    (2)高齢者見守りに関する実証実験(ソフトバンク株式会社) 【連携部署:長寿・介護保険課】

    見守りセンサーのイメージ図
    キッズフォンのイメージ

    本実証実験は、家庭に設置したセンサー機器により一定期間行動や反応の無い場合に警備会社への自動通報及び現地へのかけつけを行うサービスと、コールセンターへの緊急通報が可能なキッズフォンを貸与しコールセンターからの定期的な連絡による安否確認を行うサービスの2種類の効果検証を目的として実施しました。
    実験には19名の独居高齢者の方にご参加いただきました。

    【実施期間:令和5年6月から9月(約3か月)】


    【取り組みの効果や課題】

    実証実験期間を通じて、センサー機器の通信等は安定して稼働しました。
    コールセンターへの架電や受電など高齢者によるキッズフォンの操作は問題なく実施いただけました。
    コールセンタースタッフとの通話など見守りサービスとして利用者からは概ね好意的な評価を受けました。


    参加者には自身の携帯電話を別途保有されている方も一部おり、2台の機器を常に携行することが不便に感じられる方がおられました。
    対応を要する緊急通報が実際に発信される事例はありませんでした。

    検証結果や利用者の声を踏まえ、見守りサービスのあり方や施策の検討材料としていきます。
    事業者では、実証実験結果を踏まえ、今後のサービス改善等につなげていきます。


    (3)庁舎内におけるマイボトル専用給水スポットの設置に関する実証実験(ウォータースタンド株式会社、株式会社OSGコーポレーション) 【連携部署:ごみ減量推進課】

    給水スポットの画像

    市内公共施設 4 か所に給水スポットを設置し、利用ニーズ把握とマイボトル利用の推進、意識向上効果の把握を目的とした検証を行いました。

    【実施期間:令和5年9月から12月(約3か月)】


    【取り組みの効果や課題】

    設置した給水スポットにおける給水量は合計 5,150リットル(推計 14,714 回)であり、 ペットボトルごみ量に換算するとおよそ 441kgの削減効果につながりました。
    また、利用者アンケートでは利用者の 80%がマイボトルの推進に効果的と認識しており、95%以上が継続した設置を希望していることがわかり、市民ニーズの把握ができました。

    一方で、期間を限定した実証実験のため、給水機の排水工事は行わず溜まった排水を定期的に捨てる形式で実施したため、維持管理の作業コストに課題がありました。 また、アンケートでは温水を希望する声もあり、その際のやけどなど安全管理についても課題としてありました。

    これらを踏まえて、今後の実装に関して検討を進めていきます。


    (4)「ChatGPT」を活用したFAQの自動生成等に関する実証実験(株式会社グラファー) 【連携部署:広聴相談課】

    AIのイメージ

    本市が公開している市政に関するFAQの検索性向上や新たなFAQの自動生成を、AIを活用して行う実証実験を行いました。

    ChatGPT等の複数のAIを活用できる株式会社グラファー独自のシステムを使用し、公開済のFAQの改善や整理を行う検証と、本市コールセンターへの問い合わせ内容をもとに回答文の生成とFAQの検索性の確認を行う検証の2種類を行いました。

    【実施期間:令和5年5月から8月(約3か月)】


    【取り組みの効果や課題】

    新たな質問の生成ができるとともに、子どもや高齢者でもわかりやすい簡潔で明確なFAQにすることができました。
    一方で、システムに入力できる文字数に限界があることや本市のホームページの最新情報を加味した回答作成は難しいなどの課題がありました。

    検証結果は、株式会社グラファーではシステムの改善等に活用していきます。
    本市では、今回の実証実験結果や知見を活かし、さらなるFAQの改善や最適化を進めるとともに更なる技術活用の検討をしていきます。


    【令和4年度】主な公民連携による実証実験事例

    (1)牧野高校生と信号のない横断歩道における車両の一時停止率の向上を目指すプロジェクト(イーデザイン損害保険株式会社) 【連携部署:交通対策課】

    信号のない横断歩道における車両の一時停止率が低いことは、全国的に課題となっています。
    そのような中、大阪府立牧野高校から、ポスター等のデザインによる啓発を行いたいと提案があり、「信号のない横断歩道」での一時停止率100%を目指すプロジェクトに挑戦しました。

    そして、このプロジェクトの趣旨に賛同いただいたイーデザイン損害保険株式会社より、取り組みのさらなる充実に向けて支援をいただきました。

    詳細は、以下のページをご覧ください。

    信号のない横断歩道における車両の一時停止率の向上を目指して | 枚方市ホームページ


    (2)庁舎スペースの有効活用に向けたフリーアドレス導入に関する実証実験(コクヨ株式会社) 【連携部署:総務管理課】

    フリーアドレスのイメージ

    本市の一部の部署を対象に、フリーアドレスを試行導入し、職員の事務効率改善や働きやすさの向上に向けての実証実験を行いました。

    【実施期間:令和4年12月から令和5年9月】


    【取り組みの効果や課題】

    取り組みを行った部署において、職員間のコミュニケーションの向上やそれによる事務の円滑化の効果がみられました。

    一方で、打ち合わせスペースや集中作業スペースを設置して更なる効果向上を図るためには、複数部署やフロア全体などまとまったエリアで導入することができるのではないかという結果が出ました。

    この試行導入結果を踏まえ、今後の公共施設の整備やレイアウト変更の際に活用していきます。


    【令和3年度】主な公民連携による実証実験事例

    (1)子ども食堂DX実証実験(株式会社ワイヤレスゲート 他) 【連携部署:子ども青少年政策課】

    「食材寄附者と子ども食堂をつなぐマッチングシステムの構築」と「マッチングした食材の配送」という課題について、両分野に携わる事業者で構成されたプロジェクトチームによる実証実験を行いました。

    詳細は、以下のページをご覧ください。

    子ども食堂の運営をDXで支援。『子ども食堂DX実証実験』を実施しました | 枚方市ホームページ


    (2)災害備蓄管理のDX化に向けた実証実験(株式会社キムラユニティー) 【連携部署:危機管理室】

    システムのイメージ

    災害時において配送事業者や調達事業者等との連絡調整や、備蓄倉庫や避難所における物資の流れを一元的に管理できるシステムの実現を目指して、実証実験を行いました。

    実証実験では、平時、発災時それぞれの在庫管理のあり方や本市における現状の課題等を踏まえながら、実地確認やシステム機能の検討、市職員の災害訓練におけるシステムの試行利用といったさまざまなプロセスを経て、新たなシステムの開発に至りました。

    【実施期間:令和4年3月から令和5年7月(約1年4か月)】


    【取り組みの効果や課題】

    本市の課題解決に資するシステムが実証実験の中で開発にまで至り、本市でも当該システムを実装できていることでスムーズな備蓄管理が実現できました。

    また、事業者としても実証実験から生み出したサービスが製品化につながり、具体的な成果がありました。

    本市としては、国のシステムとの連動など、運用面の整理を継続して行い有効に活用していきます。


    【令和2年度】主な公民連携による実証実験事例

    (1)スマート街路灯を活用した実証実験(日本電気株式会社(NEC)) 【連携部署:企画政策課】

    令和3年3月から令和5年2月まで、人の流れを属性データとして把握・解析できるネットワークカメラが搭載されたスマート街路灯の実証実験を行いました。

    詳細は、以下のページをご覧ください。

    人の流れを分析するスマート街路灯の実証実験を行いました。(※実証実験は終了しております) | 枚方市ホームページ


    (2)シェアサイクルサービス「PiPPA」の実証実験(株式会社オーシャンブルースマート 他) 【連携部署:企画政策課】

    枚方市内における自転車利用の可能性の把握と観光需要の掘り起こしのため、令和3年3月から令和6年3月まで、民間企業と連携したシェアサイクルの実証実験を行いました。

    詳細は、以下のページをご覧ください。

    シェアサイクル「PiPPA」を活用した実証実験を令和6年3月28日で終了します | 枚方市ホームページ