ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

あしあと

    シェアサイクル「PiPPA」を活用した実証実験を令和6年3月28日で終了します

    • [公開日:2024年3月8日]
    • [更新日:2024年3月8日]
    • ページ番号:33982

    ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

    枚方市内で実証的に展開していた「PiPPA」が令和6年3月28日18時をもって終了します

    令和3年3月から令和6年3月まで枚方市内における自転車活用の推進及び観光促進に向け、民間企業と連携したシェアサイクルの実証実験を行いました。

    本事業は市が民間活力の活用に向けて設置した「枚方市公民連携プラットフォーム」において、提案のあった事業者「株式会社オーシャンブルースマート」、「京阪電気鉄道株式会社」及び「NECソリューションイノベータ株式会社」と連携協定を締結し、社会実証実験として行ったものです。



    シェアサイクルPiPPAの概要について

    スマートフォン上でアプリの登録を行えば利用できるもので、アプリを起動し、自転車のGPS付きスマートキーのQRコードをスマートフォンで読み込むだけで24時間いつでも利用できます。ポートであればどの場所でも返却可能であり、利用時間についても時間単位の一時利用・デイパス利用もしくは月額利用と選べる料金プランが設定されております。

     

    シェアサイクルPiPPAの設置場所について

    枚方市駅前、枚方市役所付近、樟葉駅前、枚方公園駅前の4箇所にポート地を設置し、シェアサイクルの展開を図りました。


    ・旧市民会館大ホール前(【臨時】枚方市役所ポート)

    ※枚方市役所本館横から移動しました。(令和5年11月21日)


    ・枚方市駅前


    ・樟葉駅前


    ・枚方公園駅前

    実証実験を踏まえた結果について

    <考察>

    ・利用者アンケートからビジネスや通勤・通学での利用が特に多く約4割を占めていた。

    ・約7割が電動自転車タイプのシェアサイクルを希望していた。

    ・リピート率が非常に低い(月2~3回以下の利用頻度が9割を超える)理由として、乗り心地の悪さや施錠の悪さ、京都市のような市内各地でのポート地の拡充ができなかったこと等が挙げられる。

    ・当該実証実験においては、同一ポート地での発着が約9割を占めることから、現時点ではレンタサイクルとしての利用形態が適していると考えられる。


    <課題>

    ・平均して月約100回の利用、日約3回の利用状況であり、実証実験と同様の運用では採算の確保が困難である。

    ・大阪市及びその周辺エリアでは、民間事業者主導により広域的にシェアサイクルが展開しているが、本市では現時点において隣接市でシェアサイクルが本格的に導入されておらず、他市と連携した取り組みを行うことができない。

    ・京都市のような市内の至るところにポート地があり、なおかつ民間企業が事業主体としているケースは、観光地が豊富にあり電車やバス含めた移動の回遊性がある環境故に成立しているため、京都市のように市が財源補填をしない民間事業者だけでの運営は本市では困難である。

    ・仮にポート地を拡充した場合、枚方市内においては乗り捨ての利用ではなく、発着場所が同じになる利用が多く見込まれるため、自転車がないポート地の発生や、各ポート地の自転車台数を平準化するための配車業務の増加が想定されることから、ポート地の拡充が難しい。

    ・電動自転車を導入するのであれば、バッテリー交換等、追加の費用やメンテナンスが必要になり採算性についてさらに検討する必要がある。

    ・放置自転車回収の対応が必要になる。(場合によっては他府県まで回収が必要な状況もあり)


    <今後>

     現時点でのシェアサイクルの本格導入については、今回の実証実験での条件(ポート数、ポート地、自転車台数、種類等)で運用するには運営主体や採算性等、さまざまな課題がある。

     他市調査より、公共交通の維持に課題を持つ自治体、もしくは観光施設が豊富な自治体がシェアサイクルの普及に適していると把握できたことから、シェアサイクルの利用ニーズが今後高まった際には、近隣市町村との広域連携や二次交通としての活用も考慮し、観光スポットが点在する回遊性が高い地域での利用等、市域全体で検討していくことが望ましい。

     また、本実証実験の分析結果については、令和6年度に開業予定の枚方市駅の観光情報発信拠点における観光者の移動手段の検討にも活かしていくものである。


    株式会社オーシャンブルースマートと京阪とNECとの連携事業によるシェアサイクルの実証実験終了について