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あしあと

    茄子作遺跡 現地説明会を開催しました

    • [公開日:2025年12月16日]
    • [更新日:2025年12月16日]
    • ページ番号:52909

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    茄子作遺跡 現地説明会

    茄子作(なすづくり)地区で計画されています土地区画整理事業に伴う発掘調査を、令和7年7月より公益財団法人 大阪府文化財センターと実施しています。この度、事業地南端部の丘陵南斜面にて5世紀前半の須恵器(すえき)を焼いた窯が東西に3基並んでみつかりました。朝鮮半島から伝わった須恵器生産の初期のもので、このように近接して3基もみつかるのは珍しく、残りも良いことから、11月8日(土)に現地説明会を開催しました。当日は秋の好天にも恵まれ、553名もの方々にお越しいただき、埋蔵文化財に対する皆様の関心の高さをうかがい知ることができました。

    須恵器は縄文土器(じょうもん どき)や弥生土器(やよい どき)などとは違い、轆轤(ろくろ)を用いて成形し、窯にて1,000度以上の高温で焼成するなど、まったく新しい技術で作られた土器です。灰色のとても硬いやきもので、当日はその感触を体感していただきたく、出土した須恵器に触れるコーナーも設けました。皆様からは初期須恵器に触れた感動やその技術の高さに驚いたなど、さまざまな感想をいただきました。


    須恵器窯跡群

    須恵器の窯跡群(南西から撮影)

    須恵器窯検出状況

    2号窯跡(南から撮影)

    出土須恵器

    出土した須恵器

    現地説明会風景

    現地説明会場の様子

    現地説明会風景

    調査について説明している様子


    現地説明会の資料につきましては

    公益財団法人 大阪府文化財センターのホームページ(別ウインドウで開く)をご参照ください。