子どもの人権

〇 いじめや体罰、虐待といった身体的・精神的な危害のほか、子どもの貧困など、子どもを取り巻く環境は深刻化している。

〇 SNSを使ったいじめで被害者が自ら命を絶つなどの深刻な事案も発生している。

〇 市民意識調査では、差別をなくすためには、子どものうちからの教育が重要と考える人が多い。

〇 本市では、令和3年3月に「子どもを守る条例」を制定し、子ども自身が権利の主体として学びと育ちが保障される環境整備や教育の充実に取り組んでいる。

〇 本来大人が担う家事や介護を日常的に子どもが行うヤングケアラーが問題となっている。 

(1)子どもの権利の啓発推進

(2)いじめ防止に関する教育の推進

(3)学習支援の推進

(4)児童虐待の予防・防止

(5)暴力の予防に向けた教育・啓発の推進

(6)相談・支援体制の充実

(1)子どもの権利の啓発推進
・子どもを守る条例の電子リーフレットを作成
・ひとり親家庭等に対するあらゆる差別・偏見の解消

(2)いじめ防止に関する教育の推進
・学期1回以上の「いじめアンケート」の実施
・いじめ問題啓発冊子「ストップ！いじめ」の発行
・幼児対象いじめの未然防止に係る人形劇の実施

(3)学習支援の推進
・学習支援ツールの充実

(4)児童虐待の予防・防止
・児童虐待防止体制の充実
・児童虐待防止の取組状況調査の実施
・教職員向け研修の実施
・地域における見守り体制の充実
・児童虐待に関する啓発活動の推進

(5)暴力の予防に向けた教育・啓発の推進
・生徒指導の対応をまとめた問題行動対応チャートの策定

(6)相談・支援体制の充実
・子どもの笑顔守るコール（幼児・児童・生徒に関する総合電話窓口）
・心の教室相談員の小学校配置
・教育文化センターでの継続教育相談
・各支援機関との連携
・家庭児童相談
・児童虐待相談
・青少年相談（青少年サポート事業）
・ひきこもり等子ども・若者相談支援センター
・ひとり親家庭相談支援センター

・第2期枚方市子ども・子育て支援事業計画（令和2年度～令和6年度）

・枚方市子ども・若者育成計画改訂版（平成29年度～令和4年度）

・枚方市教育振興基本計画（平成28年度～令和9年度）

・第4次枚方市ひとり親家庭等自立促進計画（令和3年度～令和7年度）

・枚方市文化芸術振興計画（平成29年度～令和8年度）

・第3次枚方市男女共同参画計画（令和3年度～令和7年度）