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あしあと

  • 山田神社のカンジョウ縄

山田神社のカンジョウ縄

  • [公開日:2022年1月12日]
  • [更新日:2022年3月20日]
  • ページ番号:37456

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市域で古くから続く無形民俗文化財

田口1丁目の山田神社の参道には大きなしめ縄が掲げてあり、拝殿へはこの下をくぐって向かいます。カンジョウ縄と呼ばれるこのしめ縄は、田口、出屋敷の同社の氏子が壱番組から十番組までの10組に分かれ、毎年輪番で1つの組が作って奉納しています。現在は、氏子有志による保存会が当番組による制作をサポートしています。

山田神社の勧請縄

作成について

  令和3年の当番は壱番組で、12月11、12日に準備作業、17、18日にはカンジョウ縄本体の作成が行われました。

勧請縄作り
勧請縄の制作

奉納

12月19日は壱番組と保存会がカンジョウ縄を担ぎ、子どもたちが先導して山田神社を目指します。山田神社の参道では、「ヨイヨイ、ヨイヨイ」のかけ声で蛇行して進みます。全長約12メートル、重さ約150キログラムの立派なカンジョウ縄です。

以前は、カンジョウ縄を担いで町内を練り歩き、その年に新築や婚礼などがあった家を祝いに立ち寄り、お酒を振る舞われたりと、町内をあげてのお祭りでした。

神社に到着すると、奉納の式典、神主によるカンジョウ縄のお清めを受けた後に、参道脇の2本の柱に勧請縄の両端を巻き付けて掛けます。さらに、樫の割木12本を差し樫の葉を吊るした房を12房、垂らすように取り付けます。

カンジョウ縄がいつ頃から作られるようになったのかは分かりませんが、田口・出屋敷地区が現在も続けている貴重な民俗行事です。


参道にて勧請縄の練り歩き
勧請縄の取り付け

場所

枚方市田口1丁目66-18 山田神社

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