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あしあと

    【文化財キッズページ】牧野車塚古墳(まきのくるまづかこふん)と禁野車塚古墳(きんやくるまづかこふん)

    • [公開日:2024年3月11日]
    • [更新日:2024年3月11日]
    • ページ番号:35749

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    牧野車塚古墳(まきのくるまづかこふん)と禁野車塚古墳(きんやくるまづかこふん)

    牧野車塚古墳イラスト

    古墳(こふん)は土や石などを高くつんでつくった、昔(むかし)のえらい人のお墓(はか)です。

    牧野車塚古墳(まきのくるまづかこふん)と禁野車塚古墳(きんやくるまづかこふん)は、四角と円(まる)をくみあわせた形をしていて、前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)とよばれます。どちらも古墳時代前期(こふんじだいぜんき)、今から約1600~1750年前につくられ、そのころ、このあたりで力をもっていた人のお墓(はか)と考えられる、とても大きい古墳(こふん)です。

    牧野車塚古墳(まきのくるまづかこふん)

    交野台地(かたのだいち)の北のはしにある前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)で、今から1650年くらい前につくられたとみられます。長さ107.5メートル、丸いところの幅(はば)は58メートル、四角いところの幅(はば)は45メートルです。

    古墳(こふん)のまわりに溝(みぞ)と土手(どて)があり、発掘調査(はっくつちょうさ)で円筒埴輪(えんとうはにわ)、まるい筒型(つつがた)の埴輪(はにわ)が古墳(こふん)のまわりにたくさんならべられていたことや、古墳(こふん)の表面にこぶしくらいの大きさの石がならべられていたことなどがわかっています。

    大正11年(1922)、国の史跡(しせき)に指定(してい)されています。

    牧野車塚古墳

    アクセス

    京阪電車「枚方市駅」から北口発12・13系統「片鉾・中央図書館」バス停下車、徒歩2分

    京阪電車「樟葉駅」から84系統「北片鉾」バス停下車、徒歩2分

    場所

    禁野車塚古墳(きんやくるまづかこふん)

    天野川(あまのがわ)の近くにある前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)で、今から1700年くらい前につくられたとみられます。長さ120メートル、丸いところの幅(はば)が63メートル、四角いところの幅(はば)が55メートルです。丸い部分(ぶぶん)がだえん形をしているので、牧野車塚古墳(まきのくるまづかこふん)とくらべると少し細長い形をしています。

    近年の調査(ちょうさ)で、邪馬台国(やまたいこく)の女王の卑弥呼(ひみこ)の墓(はか)ともいわれている奈良県(ならけん)箸墓古墳(はしはかこふん)とにた形をしていることがわかりました。

    昭和47年(1972)、国の史跡(しせき)に指定(してい)されています。

    禁野車塚古墳

    アクセス

    京阪電車「宮之阪駅」から徒歩6分

    場所