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あしあと

    大阪工業大学情報科学部の学生の皆さんが市長を表敬訪問

    • [公開日:2023年8月16日]
    • [更新日:2023年8月16日]
    • ページ番号:48502

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    国際会議で特別史跡百済寺跡に関する取り組みを発表し、受賞

    令和5年(2023年)6月に行われた国際会議において、本市の特別史跡百済寺跡に関する取り組みについて論文を発表し、名誉ある賞を受賞された大阪工業大学情報科学部情報メディア学科の学生の皆さんが、市長を表敬訪問されました。

    大阪工業大学情報科学部と文化財課のかかわり

    大阪工業大学情報科学部と北大阪商工会議所の共催事業として、地域課題を解決するイノベーションの創出を目指して産学官が連携する「ソーシャル・オープンイノベーションチャレンジ(略称:ソイチャレ)」が行われています。

    枚方市文化財課は、2021年から本事業に参画し、特別史跡百済寺跡の普及啓発を目的とした「百済寺跡・禁野本町遺跡の復元観光プロジェクト」を情報科学部メディア学科の学生さんに進めていただいています。本プロジェクトは、奈良時代後半に建立された百済寺跡の三重塔や金堂をCGとして三次元復元し、現在の風景に合成して提示するAR・VRシステムを開発するもの。今回、プロジェクトチームの皆さんがこの取り組みを論文にまとめて国際会議「NICOGRAPH International 2023」において発表し、「Best Poster Presentation Award」を受賞されました。

    この受賞を受け、令和5年(2023年)7月14日(金)、プロジェクトチームのメンバー7人と指導教員の河合紀彦准教授が市長を表敬訪問され、市長、副市長にシステムの操作説明をしていただいたほか、開発時の苦労や今後の展望等についてお話しいただきました。

    市長表敬時の写真

    プロジェクトチームの皆さんと河合准教授、市長、副市長

    特別史跡百済寺跡とは

    百済寺跡は、奈良時代後半に百済の王族の末裔、百済王氏一族が氏寺として建立したと考えられる寺院の跡です。円形に加工した精巧な礎石が多く残り、奈良時代創建当時の主要堂塔の土壇などが良好に遺存する数少ない遺跡であること、また百済王氏の歴史的背景とあいまって、古代日朝文化交流の史実をあらわす価値の高い史跡であるとして、昭和16年(1941年)に国史跡に、昭和27年には特別史跡に指定されました。現在、築地塀の復元など、再整備工事を行っています。