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    性器クラミジアについて

    • [公開日:2017年7月12日]
    • [更新日:2023年5月26日]
    • ページ番号:13357

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    性器クラミジアは日本で最も多い性感染症です。

    男女ともに性的活動の活発な若年層に多いです。

    感染を受けても自覚症状に乏しいため、診断治療に至らないことが多く、無自覚のうちにパートナーや出産時児へ感染させることもあるので注意が必要です。

    適切な治療をすることで治癒しますが、一度治っても再び感染することがあります。

    パートナーと一緒に検査を受け、深刻な症状に進行することを防ぎましょう。

    性器クラミジアについて正しい知識を得て、早期発見・早期治療に努めましょう。

    主な症状

    潜伏期間は1~3週間です。

    男性では、尿道から感染して急性尿道炎を起こします。さらに、前立腺炎、精巣上体炎を起こすこともあります。

    女性では、子宮頚管炎を起こし、その後感染が子宮内膜、卵管へと波及し、子宮内膜炎、卵管炎、骨盤内炎症性疾患、肝周囲炎を起こします。

    子宮外妊娠、不妊、流早産の誘因にもなります。妊婦が感染している場合は、主に産道感染で新生児に結膜炎や肺炎を起こす場合があります。

    なお性器クラミジアに感染していると、HIV感染症などの他の性感染症に感染しやすくなります。

    *男性では半数が、女性では7~8割が症状が軽く、自覚がなく菌を保有しているため注意が必要です。特に女性では、症状がないままに卵管癒着等が起こり不妊症の原因となることもあります。

    *性器ではなく、咽頭感染の場合は頸部リンパ節腫脹を起こすこともあります。


    感染経路

    感染力の強い、クラミジア・トラコマチスという細菌が主に性行為で粘膜や皮膚や小さな傷口から侵入して感染します。

    具体的には、性器と性器、性器と肛門、性器と口の接触等で感染します。

    *性器にクラミジアを持っている人の10~20%で、口腔内にもこれらの菌が認められることが知られており、オーラルセックスによる咽頭への感染も少なくないことが報告されています。


    予防のポイント

    性行為の際にコンドームを使用することが有効です。

    唇や口の中など症状のある部分によってはコンドームで覆うことができないため、完全に予防できないこともあります。

    感染の心配があるときは検査を受けて、感染しているかどうかを知ることが大切です。感染が疑われる場合は、早く治療することにより症状の悪化を防ぎ、またパートナーへの感染を防ぐことができます。

    *妊婦の方は、妊婦健診を受診し、その後の感染予防にも努めましょう。

    性器クラミジアの検査について

    枚方市保健所では、HIV検査と同時に性器クラミジア(尿検査)、梅毒(別ウインドウで開く)検査も受けることができます。

    検査費用:無料。匿名で検査を受けることができます。

    検査の日時:毎週火曜日(祝日・年末年始除く)。

    受付時間:10:00~11:30

    *予約は不要です。直接枚方市保健所へお越しください。

    検査結果:一週間後。本人へ結果を説明しています。電話・郵送・代理人による結果通知は行っておりません。

    詳しくは、下記ホームページをご覧ください。

    HIV検査について(別ウインドウで開く)

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