ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

あしあと

    都市宣言

    • [公開日:2012年3月13日]
    • [更新日:2023年5月17日]
    • ページ番号:6692

    ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

    交通安全都市宣言(1962年<昭和37年>3月31日市議会本会議で可決)

    最近の経済発展に伴う都市交通のふくそうは、いよいよ激化し、これによる交通事故も逐年増加の一途をたどり、わが枚方市に於ても、きわめて深刻な様相を呈し、人命に対する脅威は日ごとにつのるばかりである。而してまさに大きな社会問題となっている。

    もとより、交通の安全を確保し、円滑を図ることは、警察の使命ではあるが、激増せる交通事故の大半は人為的に基因するものが多く法規の遵守交通道徳の涵養、又交通環境の整備等によって、その殆んどは阻止し得るものであり、その絶無も可能と信じられる。

    従って、すみやかに交通の惨禍を、さん除して、その安全を確保し、市民の福祉をまもることは、地方自治体の義務である。

    よって、本市は、道路施設は、もちろん環境の改善刷新を強力に推進するとともに、市民の積極的なる協力を求め、自主的な交通安全思想の普及と道徳の高揚により住みよい都市を実現すべく、ここに枚方市を「交通安全都市」とすることを宣言する。

    担当課

    土木部 交通対策課

    精神衛生都市宣言(1971年<昭和46年>12月20日市議会本会議で可決)

    現代科学は、加速度的に進歩発展し、物心両面にわたって国民生活を著しく向上させているが、その恩恵は国民全体に十分に及んでいるとはいえない。

    特に精神障害者に関する問題について、社会は依然として非近代的な態度をもって臨みがちであり、これら苦難を負った自ら訴えることのできない人びとはますます社会のふちに沈み、現代科学の恩恵を受けるにはあまりにも隔絶された状態に放置されているといっても過言ではない。このような状態は人間の尊厳と互恵の精神を希求する現代社会の理想とはなはだしく矛盾するものである。

    精神の障害は、現代の医学並びに社会科学をもってすればその予防と救済は必ずしも困難ではないのであって、社会はその有する全機能を最高度に発揮して、すべての国民の精神生活の向上と安全に寄与しなければならないはずである。

    よって、わが枚方市全市民は相携えて精神障害問題の解決と市民生活における精神衛生施策の確立に寄与するため、ここに枚方市を精神衛生都市とすることを宣言する。

    担当課

    健康福祉部 福祉事務所 障害企画課

    暴力排除都市宣言(1975年<昭和50年>10月15日市議会本会議で可決)

    枚方市は、平穏な市民生活をむしばむ各種暴力から市民を擁護するため、あらゆる暴力を排除し、明かるく平和な生活環境の確立を目指し、行政並びに市民総ぐるみで、下記事項を強力に実践することを相互に誓い合うため、ここに枚方市を暴力排除都市とすることを宣言する。

    1. 暴力団および同容疑団体並びに、これらの影響下にある業者またはその構成員が経営し、あるいは役員となっている業者に対し、一切の公共事業に関与させない。
    1. 市民会館をはじめ、すべての公共施設について暴力団またはその容疑のある者から使用申請があった場合、これを拒絶する。
    1. 暴力団およびその構成員が主催し、または施主となっている各種行事に対して、公共地域団体および公務員による賞牌の提供および供花並びに出席を行わない。
    1. 市民は暴力団の資金源となるような押売、寄付、強要等に対して、勇気をもってこれを拒絶し、または競輪、競馬等の私設車馬券を利用しない。
    1. 市民は暴力行為を見たり、聞いた場合、事の大小にかかわらず、警察に連絡し、犯人検挙に協力する。

    担当課

    危機管理部 危機管理政策課

    非核平和都市宣言(1982年<昭和57年>12月21日市議会本会議で可決)

    全世界の平和と安全は、全人類共通の念願であり、よりよい生活を築き、守り、維持していくための基本理念であります。

    しかるに、それらの念願、理念に反して、究極戦争の道具である核兵器は、依然として拡充、拡散され、人類の生存に深刻な脅威を与えています。

    私たちは、原子爆弾投下による被爆の体験を通して、平和を希求する誇り得る憲法を持ち、戦争の放棄を誓っています。

    地球上から戦争と核兵器をなくすことは、日本国民の責務であります。平和を求め、核兵器廃絶を叫ぶ大衆の声は、ここ数年、時を追って大きくなってきています。

    枚方市は、平和を愛する人達の住む町として核兵器の廃絶、製造設備および手段の廃棄を訴えて、ここに非核平和都市となることを宣言します。

    担当課

    市長公室 人権政策室

    人権尊重都市宣言(1993年<平成5年>12月17日市議会本会議で可決)

    わたしたちは
    おたがいをおもいやり
    ときにはゆずりあい
    平和で
    人にやさしいまちにくらしたい

    人を
    生まれや
    女と男のちがいや
    障害のある・ないなどで
    差別せず
    一人ひとりを大切にしあいたい

    わたしたちは、これらの願いを実現するため、ここに枚方市を人権尊重都市とすることを宣言する。

    担当課

    市長公室 人権政策室

    健康・福祉推進都市宣言(1994年<平成6年>3月7日市議会本会議で可決)

    老いも若きも障害のある人もない人も
    すべての市民が人として尊ばれ
    住みなれたまちで
    安心して健やかに暮らすために
    だれもが
    いつでも
    どこでも
    必要な保健・医療・福祉を享受できる
    健康と福祉のまちづくりを
    市と市民が一体となって進めることを決意して
    ここに枚方市を
    健康・福祉推進都市とすることを宣言します。

    担当課

    健康福祉部 健康福祉政策課