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あしあと

    『三浦家文書の調査と研究』

    • [公開日:2012年2月28日]
    • [更新日:2022年3月20日]
    • ページ番号:2948

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    『三浦家文書の調査と研究』の表紙です

    平成19年3月30日発行、非売品

    三浦家は、17世紀末頃より河内国交野郡坂村(現在の枚方市牧野阪)に居住し、代々医師をつとめていました。歴代当主のうち、18世紀末頃より活躍した三浦蘭阪(みうららんぱん)は、考古学や金石学(金属や石に刻まれた金石文を研究する学問)など歴史に強い関心を寄せるとともに、同好の士たちとの広い交友関係を持っていた人物として知られています。
    彼は各地に赴き、多くの遺物を拓本や模写によって写しとっています。また、その調査の過程で古文書も数多く集めています。なかでもとりわけ注目されるのは、平安~鎌倉時代の法隆寺文書です。これらは、古文書が記された当時の様子を知る材料となるだけでなく、蘭阪による調査の実態を伝える貴重な史料ともいえます。
    平成18年度に、この三浦家文書の調査と研究を大阪大学に委託して実施しました。報告書は非売品ですが、市内の各図書館に所蔵しています。なお、平成19年10月に開催した特別展「江戸時代の医師三浦蘭阪の古文書コレクション」の図録は、配布を終了いたしました。