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あしあと

    万博のピンクソルトを交流の架け橋に

    • [公開日:2026年2月12日]
    • [更新日:2026年2月12日]
    • ページ番号:53282

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    市内小学校でパキスタンとつながる出前授業を実施

    令和8年1月13日(火)市立菅原小学校で、大阪・関西万博のパキスタンパビリオンで展示され、市に寄贈(別ウインドウで開く)されたピンクソルトと呼ばれる岩塩を活用した出前授業を実施しました。パビリオン運営にも携わった現地在住のスタッフとオンライン中継でつなぎ、同国の風土や文化のほか、岩塩が形成される過程などを学びました。

    同校にはパキスタンから転校してきた児童がいることから今回の授業が実現。万博レガシーである岩塩を交流の架け橋として、言葉の壁や文化・習慣の違いを超えて児童たちが交流を深め、多文化共生や国際意識の醸成につなげる機会を創出しました。

    出前授業

    日  時:1月13日(火)5・6時間目

    場  所:市立菅原小学校(枚方市藤阪中町13-1)

    授業内容:パキスタン在住の講師から同国の地理や歴史、文化のほか、現地の食事や習慣などを学ぶ出前授業(現地からのオンライン中継)

    講師紹介

    氏   名:白井 真理子(しらい まりこ)氏

    所属・役職:株式会社コックス&キングス・パキスタン 取締役統括マネージャー

    経   歴:枚方市生まれ、パキスタン在住(26年目)。万博でのパキスタンパビリオンの運営に同国政府側で携わり、閉幕後には岩塩寄贈の調整を担当。

    出前授業の様子

    寄贈された岩塩。重さは大きいものが約18kg、小さいものが約4kg。

    授業は○×クイズや選択問題などを交えながら楽しく進行。パキスタンの国旗で正しいのはどれ?パキスタンと日本の国土はどちらが大きい?パキスタンの公用語は?といった国の基本情報から、パキスタンの学校ではみんな制服を着ている?給食はある?といった児童にも関わりの深い学校生活に関するクイズもあり、正解発表のたびに大盛り上がりでした!

    また、パキスタンでは水泳の授業は珍しいこと、公園に鉄棒がないので鉄棒をやったことがない人が多いことなど、初めて学ぶ現地の生活に驚きの声が挙がっていました。

    岩塩についてのお話では、児童たちの目の前にある岩塩は万博のためにパキスタンのソルトレンジというところから採掘されたことや、何億年もかけて地殻変動による海底の隆起により溜まった海水が蒸発し、次第に塩分が結晶化、圧縮されてできたこと、今でも手作業で採掘された後、さまざまな工程を経て日本にも届けられていることなどの説明がありました。

    岩塩には84種類のミネラルが含まれていて健康にとても良いこと、ミネラルのバランスによって色味が変わり、酸化鉄が多く含まれていると赤色が濃くなるといった説明も。ピンク色の岩塩(ピンクソルト)が採れるのはパキスタンのヒマラヤ岩塩だけと言われているそうです。

    また、採掘場は幅30キロメートル、長さは300キロメートルにも及び、大阪から広島くらいの距離にある地層が全て岩塩でできていると説明があり、あまりのスケールの大きさにみんなも驚いている様子でした。

    最後は児童たちからの質問コーナー。

    白井さんはウルドゥ語は話せますか?パキスタンにはあそび場はありますか?お寺や神社はありますか?どうしてパキスタンに行ったのですか?大阪・関西万博でうれしかったことなんですか?など、児童のみなさんから次々に手が挙がり、積極的に質問していました。

    授業後は実際に岩塩に触れ、興味津々の様子。児童たちからは、「重たい!」「ちょっとザラザラしてる!」「舐めたらしょっぱい?」などさまざまな声が聞こえてきました。

    授業を終えて、「パキスタンのことがたくさんわかった。」「パキスタンに行きたくなった。」といった声や、「転校生が水泳の授業が苦手と言っていた理由が分かった。」といった声も聞かれました。

    この授業をきっかけに、同国への興味や理解をさらに深め、両国や友だちとの交流促進につなげていってもらいたいと思います。

    参考

    岩塩等の寄贈についてはこちら(別ウインドウで開く)