麻しん(はしか)について
- [公開日:2024年3月7日]
- [更新日:2024年3月7日]
- ページ番号:49720
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

麻しん(はしか)に注意しましょう
2024年に入り、大阪府内および大阪府外の関西圏内でも麻しん(はしか)の発生が報告されています。
麻しんはヨーロッパやアジアで流行が報告されており、渡航先で麻しんに感染し、
帰国後、日本で発症する輸入症例がみられています。
麻しん患者と接触があった場合や、発疹や発熱などの麻しんの症状が疑われる場合は、
必ず事前に医療機関に電話連絡し、麻しんに感染しているおそれがあることなどを伝え、
医療機関の指示に従って速やかに受診してください。
受診の際は、必ずマスクを着用し、公共交通機関の利用はできるだけ控えましょう。
(他の方への二次感染を防止するためです。)
麻しん感染の疑いのある方へ
- PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。

海外旅行を計画されている方は麻しんにご注意!
海外旅行に行く前には、麻しん等の感染症の発生状況をホームページなどで確認しましょう。
麻しんの予防接種歴を母子健康手帳などで確認し、接種していない方は予防接種を検討してください。
麻しんの潜伏期間は1週間から2週間(最大3週間)であるため、感染症が流行している地域へ旅行した場合は、旅行後2週間程度は健康状態に注意しましょう。
海外感染症発生情報(厚生労働省検疫所FORTHホームページ)(別ウインドウで開く)
海外渡航のためのワクチン(厚生労働省検疫所FORTHホームページ)(別ウインドウで開く)

麻しんについて
麻しんウィルスは空気感染(飛沫核感染)、飛沫感染、接触感染とさまざまな感染経路で感染し、感染力が非常に強い感染症です。麻しんに対して免疫を持たない人が感染した場合、ほぼ100%の人が発症するとも言われています。

主な症状
- カタル期
39℃前後の高熱、咳、鼻汁、結膜充血、目やになどの症状が出ます。発病後2~3日で頬粘膜に白い斑点(コプリック斑)が出ます。発熱は3~4日続いた後、いったん解熱します。他人への感染力は、このカタル期が最も強いです。 - 発疹期
カタル期でいったん解熱しますが、半日ほどで再び高熱となり、赤い小さな発疹が耳の後、顔面から出始め次第に手足に広がります。発疹期は3日間ほど持続します。 - 回復期
解熱後しばらく咳は持続しますが、徐々に改善します。発疹は消退し色素沈着を残します。

予防のポイント
麻しんの予防としては、予防接種(ワクチン接種)が最大の予防方法です。
予防接種を2回接種することにより免疫は強固になります。1回の接種では、免疫がつかない場合や、免疫がついたにも関わらず、時間の経過とともに免疫が衰える場合もあります。
30歳代以上の方は、麻しんワクチンが未接種もしくは一回接種の方が多いため、母子健康手帳などでご確認ください。

麻しんの定期予防接種対象者(枚方市に住民票がある方)
- 定期予防接種対象者(風しんとの混合ワクチン<MRワクチン>です)
・第1期 生後12ヶ月以上24ヶ月未満の乳幼児
・第2期 小学校入学前年度の1年間の児童
詳しくは下記ホームページをご覧ください。

関連リンク
お問い合わせ
枚方市役所 健康部 保健所 保健予防課 (直通)電話: 072-807-7625 ファックス: 072-845-0685