令和4年度(2022年度)枚方市平和の燈火(あかり)の様子
- [公開日:2023年1月19日]
- [更新日:2024年11月18日]
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枚方市平和の燈火(あかり)とは
枚方市平和の燈火(あかり)は平成24年(2012年)に第1回を開催し、今年で第12回を迎えます。
平成25年(2013年)の第2回からは、市内等の大学生を構成員とする実行委員会形式で実施しており、毎年、さまざまな取り組みにチャレンジしています。
令和4年度(2022年度)も大学生たちが企画・運営を行います。
平和の燈火が分かる!PR動画(市公式YouTube)
・タイムラプスver(別ウインドウで開く)
・再生キャンドル作りver(別ウインドウで開く)


枚方市平和の燈火を開催しました
1.日時
3月4日(土)午後1時30分~7時30分
・午後1時30分~3時30分
フードドライブ・付箋アート
・午後5時30分~
キャンドル点灯式(開会宣言・黙とう・メインキャンドル点灯式・燈火コンサート)※手話通訳あり
※会場の皆さんにチャッカマンをお配りして一斉点火を行いました。
2.会場
ニッペパーク岡東中央(岡東中央公園) <京阪電車「枚方市」駅から徒歩3分・枚方市役所横>
※入場無料
3.概要
小中学生らの平和へのメッセージが描かれたキャンドルなど約3,000個を点灯しました。
実行委員会の大学生たちが、福祉団体などに食べ物を寄付する「フードドライブ」、平和や未来への希望を書いた付箋で飾る「付箋アート」のブースを出展しました。会場には、SDGsをテーマにした立体造形物や、心を癒す花灯ろうを展示しました。
4.主催
枚方市平和の燈火実行委員会(大阪工業大学、大阪国際大学・大阪国際大学短期大学部、関西外国語大学、京都文教大学、関西医科大学、大阪歯科大学)枚方市 枚方市教育委員会


午後5時30分からのキャンドル点灯式では、実行委員長で関西外国語大学の池呂香穂さんがあいさつ。
イベントの開催に向け準備や会議を重ねる中で、平和が身近にあることを改めて感じたと話し、「平和のために何ができるか、キャンドルをみながら考えてもらえたら嬉しい」と参加者に呼びかけました。
池呂実行委員長と伏見枚方市長、尾川枚方市教育長によりメインキャンドルに火が灯されると、会場からは拍手が。
今回の「平和の燈火」は「ひらかた万博関連事業」と一つとなっており、当日は大阪・関西万博公式キャラクター「ミャクミャク」が応援に駆けつけてくれました。


大学生が伝える。平和への想い

フードドライブ・古本回収(関西外国語大学)
おおさかパルコープさんの協力のもと、フードドライブのブースを出展!
非常食や飲料など、132.2キログラムの食品等をご寄付いただきました。これらは枚方市を含む、大阪府内の子ども食堂などに寄付されます。
合わせて行った古本の回収についても、多くの方々から小説や雑誌など、191冊をご寄付いただきました。これらは企業に売却され、発展途上国の教育支援に使われます。
ご協力いただいた皆様、ありがとうございました!
フードドライブブースでは、小学生以下の子どもたちを対象にスーパーボールすくいを行いました。
子どもたちにはすくったスーパーボールと再生キャンドルをプレゼント!「かわいい!」「やったー!」と大好評でした。

付箋アート(大阪国際大学)
付箋アートブースでは、平和の象徴「ハト」と「平和」の文字を表現しました。
平和や未来への希望が詰まった作品が完成しました!
※画像をクリックすると拡大してご覧いただけます。
「何かいたらいいのー?」という子どもに「心が優しくなる絵とか描いてみて」とアドバイスする実行委員の大学生。
子どもからお年寄りまで約150人にご協力いただき、一つの作品を完成させることができました!

立体造形物(大阪工業大学)
SDGsをテーマにした立体造形物は「クジラ」。周りの燈火はLEDライトです。
クジラの胃袋からプラごみが大量に発見されたことを知り、「プラごみ問題」から「平和」について考えてほしいと制作されました。
造形物はペットボトル1000本近くを針金でつなぎ合わせたもので、「思ったよりも大変な作業でしたが、本日多くの人に見てもらってうれしい」と大学生たち。
※画像をクリックすると拡大してご覧いただけます。

花灯ろう(京都文教大学)
当日、舞台上に飾られた花灯ろうは全部で20個。
布にドライフラワーを貼り、キャンドルカップに巻きつけたものです。
素材や貼り付けるボンドなど、試行錯誤を重ね制作されました。
※画像をクリックすると拡大してご覧いただけます。

ペーパーバッグ行燈
市長や教育長、市議会議長・副議長などが制作したペーパーバッグ行燈。「平和」をテーマにさまざまなメッセージやイラストが描かれており。中には、『「目には目を」は、すべてを見えなくしてしまう』というマハトマ・ガンジーの言葉とともに、きのこ雲と泣く子どもを描いた力作も。約40個が舞台周辺に並びました。
※画像をクリックすると拡大してご覧いただけます。


燈火コンサート
関西外国語大学 混声合唱団ラベリテが平和への願いを込めた歌を全部で4曲披露。
この日のために練習を重ねてきてくれました。
温かい燈火の中、参加者は大学生たちが奏でる歌声に聞き入りました。
※画像をクリックすると拡大してご覧いただけます。

再生キャンドルをプレゼント!(全て受け取りいただきました)
フードドライブや付箋アートにご協力いただいた方に実行委員会の大学生が手作りした再生キャンドルを差し上げました!
「みんな違って、みんないい」という思いを込め、星やハート型など、色も形も多種多様です。

小中学生の平和メッセージ
当日会場には、小中学生の平和メッセージが描かれたキャンドル約1500個を並びました。
平和や非戦をテーマとしたイラストやメッセージが描かれたA4サイズのクリアファイルをカップに巻き付けたもので、市立14小学校4年生~6年生、関西創価小学校3年生、第四中学校1年生による作品です。
カップへの巻き付けは、実行委員会の大学生が中心となって実施。特に印象に残った作品を少しご紹介します!


プレ事業 大学生と作る!再生キャンドル作り教室
2月12日、御殿山生涯学習美術センターで午前と午後あわせて8組の親子連れが、実行委員会の大学生と一緒に再生キャンドルづくりを楽しみました。

同日開催 枚方市総合防災訓練「ひこ防’z」
地震体験車やVR防災トレーニングなど、防災体験できるブースが出展されました。
1.日時
3月4日(土)午前10時~午後3時
2.会場
旧市民会館大ホール前広場(ニッペパーク岡東中央横)

過去の枚方市平和の燈火の様子
令和3年度(2021年度)枚方市平和の燈火(あかり)の様子(別ウインドウで開く)
令和2年度(2020年度)枚方市平和の燈火(あかり)の様子(別ウインドウで開く)
令和2年度(2020年度)枚方市平和の燈火(あかり)プレ動画(別ウインドウで開く)

3月1日は「枚方市平和の日」
昭和14年(1939年)3月1日、旧陸軍の禁野火薬庫が大爆発を起こし、約700人もの死傷者を出しました。
市は大爆発が発生した日から50年後、そして昭和29年(1954年)3月1日に日本の漁船「第五福竜丸」がビキニ環礁でアメリカ軍が行った水爆実験で被ばくした日から35年後に当たる平成元年(1989年)3月1日に、二つの大惨事を風化させず市民一人ひとりが平和の大切さと平和への貢献について考える日として、3月1日を「枚方市平和の日」に制定し、毎年この時期に、枚方市平和の日記念事業としてさまざまな平和啓発事業を実施しています。
現在、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻では、多くの市民が犠牲となっており、恒久平和の実現を訴えている本市として、決して許すことはできません。
令和4年度も、平和な世界の実現を願って、俳優・渡辺えりさんの講演会や、大学生によるキャンドルイベント「平和の燈火」など多彩な平和啓発事業を実施しました。
お問い合わせ
枚方市役所 市長公室 人権政策課
電話: 072-841-1259
ファックス: 072-841-1700
電話番号のかけ間違いにご注意ください!