子どもたちの「税の学習室」

税金の大切さを子どもたちへ

みんな税金って聞いたことあるよね。でも、税金ってなんで必要なの？

どんなことに使われているの？

どんな税金があるの？

税金がなければどうなるの？

こんな疑問を、みんなと一緒に考えていきたいと思います。

• 税金ってなに？
• みんなも税金をはらっているんだよ。
• 税金にはどんな種類があるの？
• 枚方市の税金について見てみよう。
• 枚方市の税金はどんなことにつかわれているの？
• 税金がなかったらどうなるの？
• 納税ってなに？

さあ一緒にみてみましょう。

みんなの安全を守る警察や消防そして学校、図書館、道路など

公共施設をつくったり、維持していくのにお金がかかるんだ。

そのために必要なお金をみんなで出し合って負担しているのが「税金」なんだよ。

実は、小学生のみんなも税金を払っているんだよ。

例えば、100円のお菓子を買う時に、お店に110円支払います。この10円が消費税っていう税金なんです。

消費税以外にどんな税金があるかみんな知っていますか？

たとえばスーパマーケットで払う「消費税」のほかにお父さんやお母さんが働いたお給料にかかる「所得税」や「住民税」そして、家や土地にかかる「固定資産税」、会社にかかる「法人税」、車にかかる「自動車税」、たばこにかかる「たばこ税」などさまざまな税金があるんだよ。

税金の種類のなかで、国におさめる税金を「国税」、府におさめる税金を「府税」、市におさめる税金を「市税」というんだよ。

枚方市の税金には、「個人市民税」 「固定資産税」「軽自動車税」「法人税」などがいろいろな税金があるんだよ。

個人市民税とは、前年の収入（給料や年金、お店の売上など）に対する税金で、市に納めるものをいいます。

• くらわんこ、ひらにゃんこの「住民税ってどんなもの？」（下記添付ファイル参照）

固定資産税は、建物や土地を所有することに対してかかる税金です。

建物や土地のことを「固定資産」と言います。

まちの中には、いろいろな建物や土地があります。

建物は、人が生活する家やマンションのほか、ファミレスやコンビニなどのお店、また工場や会社の建物などがあります。

普段よく目にするこれらのものに税金がかかっていいます。

• くらわんこ、ひらにゃんこの「固定資産税ってどんなもの？」（下記添付ファイル参照）

ほかにも、会社などの法人が納める法人市民税や事業所税。バイクや軽自動車（排気量が660cc以下）にかかる軽自動車税。

たばこに対してかかるたばこ税などがあります。

枚方市では、みんなの生活にかかわりのあるさまざまな仕事をしているんだよ。

枚方市の税金は、これらの仕事をすすめるうえで、最も大切な財源なんです。

たとえば、みんなが通う学校や図書館を建てたり、維持管理したり、ゴミを集めたり、道路の整備などさまざまなことに使われているんです。

もしも税金がなかったら、当り前のサービスがすべて有料になってきます。

例えば、学校へ行くのにもお金がかかり、ごみの収集が有料になったり、火事になった時でも消防車が有料、お巡りさんもお金がないと動いてくれなかったり、まちは、危険になったり、ごみだらけになったりします。

納税っていうのは、税金を納めることだよ。

税金とは、いわば市民の「会費」みたいなものかな。

その会費 によって、枚方市はごみの収集や道路の整備など行っているんだ。

納税を忘れている人に対しては、「忘れていますよ。早く納めてくださいね。」と書いた書類を渡しています。

税金が十分に集まらないと、ごみ収集や道路の修理など身近なサービスが受けられなくなってしまうかも知れないよ。