アート・スプラウト WEB版【Remyu(レミュー)】
- [公開日:2021年1月5日]
- [更新日:2022年3月20日]
- ページ番号:33039
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

Remyu(レミュー)

ピアノ連弾

Remyu(左から藤川怜美さん、林結花さん)
こんにちは。Remyuです。
京都市立芸術大学音楽部を卒業した藤川怜美と林結花の二人で、ピアノ連弾のデュオを組み、コンクール出場や音楽祭出演のほか、ホテルのパーティなどで演奏しています。
聴いてくださる皆さんに楽しんでいただけるような選曲と演奏を心掛けています。
今回は2台のピアノによる演奏をお楽しみください。

演奏曲
「スカラムーシュ」
ダリウス・ミヨーは20世紀初頭にフランスで活躍した作曲家の集団「フランス6人組」の1人です。「スカラムーシュ」はモリエールの喜劇を児童劇にした「空とぶお医者さん」のために書かれた楽曲を2台のピアノ用に改作したもので、ジャズの影響も受けています。
第1曲:Vif(ヴィフ)
Vifとは「元気に、活発に」の意味で、主旋律が2人の奏者を目まぐるしく行き来する華やかな曲です。
第2曲:Modere(モデレ)
Modereとは音楽用語の「モデラート(中くらいの速さで)」と同じ意味で、3曲をひとまとめに考えた場合に、ゆったりとした緩徐(かんじょ)楽章の役割を果たしている。
第3曲:Brazileira(ブラジルの女)
両ピアノによる激しいサンバのリズムで始まりますが、旋律が第2ピアノに移ると応答のように形が変わっています。中間部では和音による旋律とシンコペーション(本来の正規のリズム進行から逸脱した状態)によるリズムが目まぐるしくかけ合い、陽気なフィナーレとなっています。
「魔法使いの弟子」
この楽曲は、1940年にウォルト・ディズニーのアニメ映画『ファンタジア』に使用され、ミッキーマウスが「魔法使いの弟子」役を「演技」したことにより、いっそう有名になりました。
もともと管弦楽曲として作曲され、非常に自由なソナタ形式(もしくはロンド・ソナタ形式)を基盤としています。緩やかな序奏に続いて、デュカスが好んだ9拍子による主部が続きます。
作曲者であるポール・デュカスは、極度の完璧主義者として知られ、自らが佳作と認めない作品は生前にすべて破棄してしまうほとで、わずかに13曲しか作品を遺していません。この作品は自信作の一つで、デュカスの最も有名な作品として知られています。

プロフィール
藤川 怜美(ピアノ)
京都市立芸術大学音楽部卒業。滋賀大学大学院教育学研究科修了。ノーヴィ国際音楽コンクール銅賞。
林 結花(ピアノ)
枚方市出身。大阪音楽大学ピアノ専門特殊研究卒業。第12回大阪国際音楽コンクールファイナル入選。枚方演奏家クラブ会員。
Remyu
京都市立京都堀川音楽高等学校在学中にピアノ連弾”Remyu”を結成。
小学校へ直接出向きクラシック音楽の生演奏を届けるアウトリーチや、ホテルでのパーティー演奏を行なっている。
第8回みおつくし音楽祭大阪クラシックコンクールピアノ連弾一般の部一位ならびに審査員長賞受賞。
お問い合わせ
枚方市役所 観光にぎわい部 文化生涯学習課 (直通)
電話: 072-841-1409
ファックス: 072-841-1278
電話番号のかけ間違いにご注意ください!