定例記者会見(令和6年2月)
- [公開日:2024年2月19日]
- [更新日:2025年3月10日]
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令和6年2月19日(月)、定例記者会見を開催し「安心して楽しく子育てできる環境を整備」「市駅周辺 3街区稼働」「持続可能な発展へ新たな施策展開」について発表しました。

安心して楽しく子育てできる環境を整備

小学校給食無償化・「まるっとこどもセンター」開設
市は、若者世代・子育て世代から選ばれるまちを目指し、令和6年度当初予算案において、安心して楽しく子育てできる環境づくりをさらに進めるほか、市立小学校全児童を対象に給食の無償化を行い、子育て世帯の経済的負担軽減を図ります。また、子育て世帯の多様な悩み・課題に対しワンストップで切れ目のない支援を提供する「まるっとこどもセンター」を4月から設置し、9月中には枚方市駅前複合施設内の行政サービスフロアに開設することで機能拡大と利便性の向上を図ります。あわせて、同センターと連携する「児童育成支援拠点」も開設し、不登校等の課題を抱える子どもが通える常設の居場所として、学習支援や食事の提供等を行います。令和5年度から市立全小中学校の児童生徒に開始したSNS相談アプリについては利用対象を 18 歳まで拡大し、若者世代の悩みにも対応します。さらに、児童生徒の熱中症対策や災害時の避難所としての機能強化を図るため、全小中学校体育館に空調設備の設置を進め、令和6年度末までの設置完了を目指します。

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市駅周辺 3街区稼働

ホテルや行政窓口、観光拠点も 順次オープン
市は、「枚方市駅周辺再整備基本計画」に定めた枚方市駅周辺再整備事業の5つの街区のうちリーディングプロジェクトとなる3街区の再開発事業において、駅直結の複合施設「ステーションヒル枚方」が来年度に開業します。これにあわせ、同施設の5・6階に行政 サービスフロアを9月中に開設し、市民窓口センターやまるっとこどもセンター、図書館、市民交流センターなど多様な機能をオープンフロア形式で集約します。また、市の観光情報を発信する新たな拠点「Syuku56(シュクゴジュウロク)」を市駅高架下1階部分にオープンし、観光情報発信強化と市駅周辺の回遊性向上につなげます。さらに、市駅北口駅前広場についても令和7年9月末完成に向け工事に着手し、ロータリー拡充や安全・快適な歩行空間の創出を図ります。

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持続可能な発展へ新たな施策展開

ひらかた万博・特殊詐欺対策・ゼロカーボン推進・樟葉駅前環境整備
市は、将来にわたって市民が幸せを実感でき、かつ持続可能な発展を目指して、令和6年度当初予算案において新たな施策を展開します。多様な主体との共創で地域経済の活性化やまちの魅力を高める「ひらかた万博」の取り組みをさらに推し進めるべく、先端技術や市の観光資源・特産品を一堂に集めたイベント開催やインバウンドの誘客を目的とした市内周遊モデルツアーを企画・実施します。また、高齢者を中心に被害の増加が課題となっている特殊詐欺への対策として、不審電話を録音できる機器を無料で貸与を行うとともに、警察機関との連携による周知啓発を図り、効果的な対策につなげます。また、2050 年ゼロカーボンシティの実現に向け、太陽光発電設備やEV等の導入を支援する補助金制度を創設し、市域全体に脱炭素の取り組みを広げます。令和5年度中から環境整備工事を進めてきた樟葉駅前広場については、天然芝生の賑わい空間として5月から共用を開始し、公民連携により維持管理財源を確保しながら、民間事業者の創意工夫によるイベント・催しを開催していくことで持続的な賑わい空間を創出します。
