(1)認知症を知ろう!
- [公開日:2025年2月12日]
- [更新日:2025年2月12日]
- ページ番号:51536
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認知症を知ろう!

認知症とは?
認知症は、脳の病気や障害などさまざまな原因により、記憶力や判断力に障害が起こり、社会生活や対人関係等、日常生活全般に支障が出てくる状態をいいます。また、65歳未満で発症した認知症を若年性認知症といいます。認知症を引き起こす主な病気として、アルツハイマー病や脳梗塞などがあります。

どんな症状なの?
はじめのうちは、加齢による単なるもの忘れに見えることが多いといわれています。年をとれば誰でももの忘れが起こりますが、加齢によるもの忘れと認知症によるもの忘れは違います。
加齢によるもの忘れと認知症によるもの忘れの違いは下記のとおりです。(出典:厚生労働省 知っておきたい認知症の基本より)

他にも、仕事や家事など普段やってきたことでミスが増える、お金の勘定ができなくなる、慣れた道で迷う、話が通じなくなる、憂うつ・不安になる、気力がなくなる、現実には見えないものが見える、妄想がある等々、このようなサインが出てきたときには、かかりつけ医や地域包括支援センターに相談することをお勧めしています。

認知症の発症と対応

認知症の発症
40~50歳になると人の名前が出て来ないなど加齢によるもの忘れが始まり、その後認知症が疑われるもの忘れが混じってきます。この段階はまだ判断が適正に行えるので認知症とはいえず、軽度認知障害(MCI)といいます。
さらに、時間の経過と共に認知症が疑われるもの忘れが著しくなり、判断の障害が加わると日常生活に支障が出てきます。この段階を認知症と呼びます。

対応について
認知機能は、軽度認知障害(MCI)の段階を経て緩やかに低下するため、日常生活に支障が出ないからといって放置していると、認知症に移行しやすくなります。認知症を発症すると改善は見込めないため、軽度認知障害(MCI)のうちに早期発見し、一歩手前でブレーキをかけることが大切です。早い段階から、生活習慣の改善を始めれば、認知機能の低下にブレーキをかけ、現状維持、さらには認知機能の回復も可能なことが分かってきました。
「(2)認知症を予防しよう!」をご参考ください。
・認知症発症段階⇒早期発見・早期相談が大切です
早期に治療をうけることで、進行を遅らせたり、症状を改善させたりできる場合があります。また、症状が軽いうちに今後の準備をしておくことで、将来への備えができるようになります。
「(3)早期発見・早期相談が大切です」をご参考ください。

参考…枚方市「認知症のこと、医師が解説しています」/MY介護の広場「MCI(軽度認知障害)とは」
↑「認知症が心配なもの忘れ」「もの忘れ外来について」など、認知症を心配しているあなたに観てほしい、医師の解説動画をご紹介しています。
●知っておきたい認知症の基本(厚生労働省のホームページ)(別ウインドウで開く)
↑「認知症ってどんな病気?」「認知症の予防って?」などが掲載されています。
●9月は認知症月間です!
↑枚方市では認知症月間に合わせ、認知症の正しい知識及び認知症の人に関する正しい理解を深めるための取組を行っています。
●ひらかたしオレンジガーデニングプロジェクト(別ウインドウで開く)
↑「認知症になってもくらしやすいまちをみんなで創っていこう!」という思いを共有し、楽しみながら花を育て、全国各地で認知症のシンボルカラーであるオレンジ色の花を咲かせるプロジェクトです。
【担当課】
健康福祉政策課(電話:072-841-1461 FAX:072-841-2470)
お問い合わせ
枚方市役所 健康福祉部 健康福祉政策課
電話: 072-841-1369
ファックス: 072-841-2470
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