【18歳から大人】令和4年(2022年)4月から成年年齢が引き下げられました。

成年になれば、親権者の同意を得なくても、自分の意思でさまざまな契約ができるようになります。未成年者が契約する時は、親などの法定代理人の同意が必要とされており、その同意がない契約は原則として取り消すことができます《未成年者取消権》。成年になるとこの《未成年者取消権》は行使できなくなり、契約を結ぶかどうかを決めるのも自分、その契約に対して責任を負うのも自分自身になります。

携帯電話を購入する、一人暮らしの部屋を借りる、クレジットカードを作る、高額な商品を購入した時にローンを組む、これらはすべて契約行為です。成人になりたての方は契約に関する知識や経験が乏しいこともあり、内容をよく理解しないまま安易に契約を結んでしまう傾向にあります。成人になり《未成年者取消権》が適用されなくなった途端、言葉巧みに強引な勧誘をする悪質な業者もいます。消費者トラブルのリスクを避けるためには、契約に関する知識を学び、さまざまなルールを知った上で、その契約が自分にとって本当に必要なものかどうか、冷静に判断する力を身につけることが大切です。

契約によっては取消しや解約ができる場合があります。契約後でも疑問に思ったり、困ったり、不安に感じた時には、一人で抱え込まず、早めに消費生活センターにご相談ください。

受付時間：午前9時30分から午後4時30分(土・日・祝日除く)

ファクス：072‐844‐2433

●電話される際には契約書やパンフレットなどの関係書類があればお手元にご用意ください。

●ご相談者の氏名、住所、電話番号、年齢、職業などをお聞きします。

・独立行政法人国民生活センター 18歳から“大人” 18歳・19歳に気を付けてほしい消費者トラブル 最新10選はこちらから（別ウインドウで開く）

・消費者庁LINE公式アカウント「消費者庁 若者ナビ!」についてはこちらから（別ウインドウで開く）

・消費者庁「18歳から大人」特設ページへはこちらから

・法務省「民法の一部を改正する法律（成年年齢関係）について」へはこちらから

・政府広報オンライン「18解禁 新成人たちよ、未来をつくれ」はこちらから（別ウインドウで開く）

・政府広報オンライン「18歳から“大人”に！成年年齢引き下げで変わること、変わらないこと。」へはこちらから