大口径(40mm以上)の水道メーターをご使用のお客さまへ
- [公開日:2022年3月25日]
- [更新日:2022年3月25日]
- ページ番号:33280
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令和3年4月から水道料金等の制度を見直します
枚方市上下水道局では、将来にわたり水道施設を適切に維持・更新し、健全な経営のもとで持続可能な水道事業をめざすため、令和3年4月から「適正な原価(総括原価)(※)に基づく制度」、「水需要減少の現状に応じた制度」、「費用負担の公平性の確保が図られた制度」を取り入れた、新たな料金制度を導入します。
今回の主な見直しとして、水道メーターの口径が大きくなればなるほど、維持管理にかかる費用も大きくなることを踏まえ、公平性の確保を図る観点から、口径ごとに基本料金として相応の費用負担をいただくこととなります。
お客さまには、ご負担をおかけしますが、ご理解、ご協力をいただきますようお願いいたします。
(※)総括原価とは、量水器(メーター)関係、施設維持管理費、動力費等、上水道事業を適正に維持・運営していくために必要な費用。
案内チラシ

見直しのポイント

●基本料金を40mm以上の大口径においては、口径ごとに料金表を設定します。(水道のみ)
大口径メーターは一度に多くの水を使うことができ、水道施設への負担も口径に比例して増加することから、「費用負担の公平性の確保」と「適正な原価(総括原価)」の考え方に基づき、口径に応じた基本料金とします。


※水道メーターの口径の大きさは、「ご使用水量のお知らせ(検針票)」に表示しています。
なお、表示されている口径の大きさと実際のメーターの口径が異なる場合は、お客さまセンターにお問い合わせください。

●従量料金の逓増度を緩和します。(水道のみ)
現在の従量料金は、使用水量が多いほど1㎥あたりの料金単価が高くなる逓増制を採用しています。
新制度では口径ごとに標準水量(※)を設け、標準水量以上使用された場合に、従量料金では現行よりも安価になるなど、単価設定を工夫するとともに、逓増度の緩和を図っています。詳しくは、下記の単価比較表をご参照ください。
(※)標準水量:口径に応じて標準的に使用する水量


●基本水量を廃止します。(下水道も同じ)
基本水量は、水道が完全に普及していない時代、生活に最低限必要な水量を基本料金に含め、使用者全体に用意することで、水道の使用を促進し、健康を守るために全国的に導入されました。水道の使用が当たり前になった現在、その役目は果たしたものと考えられることから廃止するものです。

●使用水量を均等割で算出している集合住宅等(※)について
※1個の水道メーターを共用で使用する2戸以上の独立した住居で構成されるマンションなどの建物
現在、使用水量を届出戸数により均等割で算出している集合住宅等については、届出されている戸数の水道メーターの口径を25mm以下にみなし、これまでどおりの料金計算となります。(散水栓や共用栓については、実口径による料金になります。)

●廃業等による大口径から小口径へのみなし口径の適用について
口径40mm以上の水道メーターをお使いの店舗兼住宅等にお住まいの方で、廃業等によりご家庭での使用のみとなり、使用水量が少なくなられた方につきましては、「みなし口径(小口径メーターとみなす)」を適用できる場合があります。なお、適用には申請が必要です。

水道料金等の自動料金・早見表について
令和3年4月からの水道料金・下水道使用料に対応した計算式・早見表を掲載しています。下記をご参照ください。
お問い合わせ
枚方市上下水道局お客さまセンター
電話: 072-848-5518
ファクス: 072-898-7760