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あしあと

    クドア・セプテンプンクタータ(寄生虫)による食中毒にご注意!

    • [公開日:2021年8月11日]
    • [更新日:2022年3月20日]
    • ページ番号:20427

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    クドア・セプテンプンクタータ(以下クドア)による食中毒は、クドアが多数寄生している生食用生鮮ヒラメ(ヒラメのお刺身など)を食べた場合に、よく発生しています。
    ヒトには寄生しませんが、ヒトの腸粘膜を一過性に傷つけて、下痢やおう吐などの症状を起こします。

    クドアとは

    クドアは魚類に寄生する寄生虫の一種で、特にヒラメに寄生することが確認されています。
    大きさは0.01mm程であり、肉眼では見えません。
    また、クドアが寄生しても、魚類の外観や肉質、行動などに特に変化はありません。

    クドアの画像

    独立行政法人水産総合研究センター提供
    (農林水産省ホームページより)

    症状

    食後4~8時間程度で、一過性の下痢、腹痛、おう吐などの症状が現れます。
    これまでの事例では、重症化や後遺症、家族などへの二次感染(ヒトからヒトへの感染)は報告されていません。

    予防のポイント

    • 冷凍してください(-20℃で4時間以上冷凍することにより病原性が失われます)。
    • 加熱してください(中心温度75℃以上5分以上の加熱により病原性が失われます)

    ※農林水産省及び水産庁では、食中毒防止対策として、ヒラメの養殖場での適切な管理により、クドアがヒラメに寄生することを防止する取組みを行っています。

    参考