野山や草むらに出かけるときはマダニに注意しましょう
- [公開日:2014年10月6日]
- [更新日:2022年3月20日]
- ページ番号:1777
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マダニから感染する病気に注意しましょう!!
マダニ類やツツガムシ類は、主に野山や草地等の屋外に生息する吸血性のダニです。これらのダニは病原体を持っていることがあり、咬まれると感染する恐れがあります。特に、春から秋にかけては、マダニの活動が活発になります。野山や草むらに入るときは、マダニに刺されないよう注意しましょう。

マダニについて
マダニ類は、比較的大きなダニ(吸血前で3~4mm)で、広くアジアやオセアニアに分布していますが、日本でも全国的に分布しています。

フタトゲチマダニ
提供元「国立感染症研究所」

マダニの生息場所:
シカやイノシシ、野うさぎなどの野生動物が出没する環境に多く生息しています。

予防するには?

マダニ類に咬まれないようにすることが重要です。
- 野山や草むら、藪など、マダニ類が多く生息する場所に入る場合は、長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴を着用し、肌の露出を少なくしましょう。

野外からもどったら
- 野外活動後はダニに刺されていないか確認してください。
- 帰宅後は直ぐに入浴し、新しい服に着替えましょう。
- 上着や作業着は、そのまま家の中に持ち込まず、ナイロン袋などに入れ、直ぐに洗濯しましょう。

もしダニに咬まれたら?
- マダニは、人や動物に取り付くと皮膚にしっかりと口器をつき刺し、長時間(数日から長いものでは10日間)吸血します。
無理に引き抜こうとすると、マダニの一部が皮膚内に残ってしまうことがありますので、吸血中のマダニに気づいたら、できるだけ病院で処置してもらいましょう。 - ダニに咬まれた後に発熱等の症状が出た場合は、病院を受診しましょう。

問い合わせ先
枚方市保健所
〒573-0027 枚方市大垣内町2丁目2-2
- 衛生害虫について
保健衛生課
電話:072-807-7624 ファックス:072-845-0685 - 感染症について
保健予防課
電話:072-807-7625 ファックス:072-845-0685

マダニ類等に咬まれておこる病気は?

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
- 潜伏期間
6日から2週間 - 主な症状
発熱、消化器症状(食欲低下、下痢、嘔吐等)

ツツガムシ病
- 潜伏期間
5日から14日 - 主な症状
発熱、発疹

日本紅斑熱
- 潜伏期間
2日から8日 - 主な症状
発熱、発疹

ライム病
- 潜伏期間
数日から数週間 - 主な症状
初期:ダニに咬まれた部分を中心とする限局的な紅班とインフルエンザ様症状(発熱、倦怠感等)
藩種期:紅班、神経症状、関節炎等
慢性期:慢性脳脊髄炎、慢性関節炎等

関連情報
お問い合わせ
枚方市役所 健康福祉部 保健所 保健衛生課 (直通)
電話: 072-807-7624
ファックス: 072-845-0685
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