アタマジラミにご注意を!
[2015年7月22日]
ID:1763
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お子さんが頭をかいたり、かゆみを訴えたりしたら、髪の毛を注意深く調べてみましょう。アタマジラミが原因かもしれません。
アタマジラミの卵は、後頭部や耳の後ろ、えりあしなどで見つかることが多く、ヘアキャスト(フケ)に似ていますが、アタマジラミの卵は髪の毛にしっかりと固着しており、簡単にはとれない特性があります。
アタマジラミは衛生状態に関わらず発生します。
大きさは1mmから2.7mm
人の頭髪について、血液を吸っています。
血を吸われるとかゆみがあります。
提供元「国立感染症研究所」
後頭部や耳の後ろの髪のはえぎわに、卵が多くみられます。
髪の毛の根もと近くをよく調べましょう。
指ではさんでひっぱります。
提供元「札幌市保健所」
アタマジラミは、基本的には頭髪から頭髪へうつっていきます。特に、幼児や小学校低学年の児童は頭をくっつけて遊ぶことが多いので、保育所や幼稚園、小学校等で集団発生することがあります。衛生状態は関係ありません。
また、環境状態によりますが、アタマジラミは人から離れた状態で、2日から3日は生存することができます。そのため、寝具やタオルを共有して使う家族間や、プールなどでタオルを貸し借りする友人間でうつることがあります。
アタマジラミは、集団生活をしているとその中で蔓延しやすいため、見つけた場合は次のように処置を行い、拡大を防ぎましょう。
成虫や幼虫は普通のシャンプーで洗髪すれば、洗い流すことができます。卵は取り除くことはできませんが、1週間くらいで幼虫になるので洗髪していれば洗い流すことができます。
ただ、子ども自身による洗髪では洗い方が不十分になりやすいので、2週間ほど大人が洗ってあげましょう。
目の細かい「すきぐし」で髪をよくすくと、卵や虫が取り除くことができます。
頑固な卵や卵の殻の付いている髪の毛は1本ずつ切り取りましょう。
枕カバー、シーツ、タオル、クシなどの供用は避けましょう。
使用したタオルや枕カバーなどは交換し、洗いましょう。必要に応じ、熱湯(60℃以上、10分程度)に浸しましょう。
アイロンをかけるのも効果的です。
駆除剤(フェノトリン)は、粉末タイプとシャンプータイプがあります。
使用する場合は説明書をよく読んで使用してください。
添付ファイル
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