令和7年度「花植え体験講座」実施レポート!
- [公開日:2025年12月19日]
- [更新日:2025年12月19日]
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「花植え体験講座」について

令和7年12月5日に「花植え体験講座」を実施しました。場所はニッペパーク岡東中央前ふれあい通りの花壇です。広報ひらかたで参加者を募り、当日は9名にご参加いただきました。過年度の園芸講座に参加された方も参加されていたため、スムーズに作業を進めることができました。
植えたお花は「ネモフィラ」です!
今回、受講生のみなさんに植えていただいたのは「ネモフィラ」です。ネモフィラは、可愛らしい青い花が特徴の一年草です。
発芽率が高いため、種からでも育てやすく、水やりの手間があまりかからないなど、育てやすい品種です。
来春になれば…


このとおり春になって満開に咲くと、見事な景観になります。
講座を行うまでの準備のようす
今回、12月に花植え体験講座を実施するにあたり、時期的にネモフィラの花苗が入手困難だったため、事前準備として種まきやポット植えを行いました。せっかくなので事前準備のようすも紹介させていただきます。
1.種まき

※作業風景はイメージです。
まずは、育苗トレイでの種まきを行いました。種は細かいのでピンセットを用いて、一粒ずつ育苗トレイにまきました。一粒まきをすることで、間引きの省力化や均一な成長を促すことができます。種まき後から発芽するまでは、乾燥しないようたっぷり水をあげて、直射日光の当たらない明るい日陰に置いておきます。
2.ポット植え

種まきから約2か月後。育苗トレイだと葉が隣の葉と重なり合うくらい、所狭しと育ってきました。次は、ポット植えを行います。

下の小さな丸い2つの葉がいわゆる双葉、大きなギザギザの葉が本葉です。この本葉が4~5枚程度に育ったら植え替えの目安です。写真は種まきから約3か月後のもののため、根詰まりを起こしています。このように根が絡まると、植え替えの際に根をほぐすと根を傷つける恐れがあります。そのため、底穴から白い根が見えたら根詰まりする前にポット替えを行いましょう。

育苗トレイから根をくずさないように抜き取り、培養土を入れた育苗ポットに苗を1株ずつ植えます。ポット植え後は、水やりの回数を減らして、植物の成長を促すため、土が完全に乾いてから水をあげましょう。
「花植え体験講座」当日のようす
3.花壇への植え替え


ポット植えから約1か月後。いよいよ、ふれあい通りの花壇に植え付けします。
まずは花壇に植える位置決めを行います。今後の成長を考慮して、縦に3列、横に15cm間隔で土に線引きし、育苗ポットを並べました。美しい花壇づくりのため、花苗の成長具合から日当たりも考慮して、どの位置にどの花苗を植えるのかを検討するのがポイントです。
植える場所が決まれば、次に根鉢(ポットから抜いたときに、根と土がひと塊になっている部分)と同じくらいの深さ・直径に掘り、植え穴を作ります。育苗ポットから根をくずさないように苗を取り出し、あらかじめ開けておいた植え穴に植えていきます。植え付け後は、たっぷり水やりをして完成です。
受講生全員で協力して、全部で226株のネモフィラの植え付けを行いました。
最後に
この「花植え体験講座」は”気軽に参加できる”をモットーに、当日参加形式で行っています。毎回、広報ひらかたにて周知しておりますので、興味を持っていただけた方はぜひご参加いただければ幸いです♪ 次回は令和8年度に実施予定です。
お問い合わせ
枚方市役所 土木部 公園みどり課
電話: 072-841-1404
ファックス: 072-841-3830
電話番号のかけ間違いにご注意ください!







