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あしあと

    2.管渠の老朽化対策・耐震対策

    • [公開日:2023年1月19日]
    • [更新日:2023年1月19日]
    • ページ番号:47131

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    本市の下水道整備が始まったのは昭和33年、西暦1958年からとなります。

    一般的な汚水管の耐用年数は50年となっており、現在、下水道事業開始から60年以上が経過し、膨大な量の施設の中には、耐用年数を迎えているものもあります。

    今後、膨大な下水道施設のストックを安全で快適に利用するためには、施設の状態を把握する点検・調査を実施し、長期的な利用に向けた取り組みが重要になります。

    また、南海トラフ地震や生駒断層帯地震の発生に備え、災害時にも下水道の有すべき機能を確保するために、地震対策を講じなければなりません。

    こういった状況に対応すべく、本市では枚方市下水道ストックマネジメント計画、及び枚方市下水道総合地震対策計画を策定しており、汚水整備課ではこの計画に基づいた下記の業務を実施しています。

     

    (1)点検

    市が管理するマンホール内部に調査員が入り、目視が可能な範囲で異常箇所の有無を確認することを点検と言います。

    点検作業イメージ図

    マンホール内調査

    管口調査


    (2)調査

    市が管理する汚水管の内部に異常箇所が無いか確認することを調査と言います。管径が小さい場合はテレビカメラを自走させ、調査を行います。汚水管の径が大きくなると、実際に調査員が管の中に入り、目視により調査を行います。

    管内調査状況
    腐食状況


    (3)改築工事

    改築工事には主に布設替え工法、管更生工法があります。

    布設替え工法は、既設管を撤去した後、ほぼ同位置に下水道管を新たに布設する工法です。

    管更生工法は、既設管内に更生材という材料を挿入し、管の中に新たに薄い管を入れるようなイメージの工法です。

    現場条件によりどちらかの工法を採用し改築工事を行いますが、どちらの工法も下水道管の耐用年数をリセットする効果があります。

    管更生 着手前

    管更生 工事完了後

    お問い合わせ

    枚方市役所 上下水道局 上下水道部 下水道整備課 (直通)

    電話: 072-848-5540

    ファックス: 072-848-8255

    電話番号のかけ間違いにご注意ください!

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