桜丘北保育所の民営化について

平成30年11月に作成しました「就学前の教育・保育施設に係るひらかたプラン～公立施設の今後のあり方について～」の考え方に基づき、令和2年11月に桜丘北保育所を民営化する方針を定め、令和5年4月1日の民営化の実施に向け取り組みを進めています。

令和3年10月に、市長から学識経験者や保護者・地域の代表等で構成する「枚方市立保育所民営化に係る運営法人選定審査会」（以下、「選定審査会」という。）に運営を移管する法人の選定について諮問を行い、応募のあった法人について選定審査会において慎重に審査が行われました。令和4年9月22日にその結果について市長に答申がありましたので、選定審査会の答申を尊重し、下記のとおり運営法人を決定しました。

名称：社会福祉法人　たんぽぽ福祉会

所在地：大阪府枚方市中宮北町10-14

［運営する保育所］

1.枚方たんぽぽ保育園（定員90人、枚方市）

2.つくし保育園（定員30人、枚方市）

3.畷たんぽぽ保育園（定員70人、四條畷市）

4.津の辺保育園（定員90人、大東市）

本市における公立保育所の民営化の取り組みについては、定員増による待機児童解消や、民営化により削減した経費をさまざまな子育て支援策の充実につなげることなどを目的に、平成16 年度の宇山保育所をはじめ、蹉跎保育所、小倉保育所、宮之阪保育所、中宮保育所、北牧野保育所、走谷保育所の民営化を進めてきました。

民営化により削減した経費は、私立保育所（園）の増改築や市有施設の有効活用等による待機児童対策のほか、地域子育て支援拠点の拡大、公立保育所の環境改善、保育士等の確保に向けた取り組みなど、さまざまな保育サービスの充実につなげてきました。

公立保育所の民営化については、本市が平成30 年11 月に作成した「就学前の教育・保育施設に係るひらかたプラン」（以下、「プラン」という。）に基づき、渚保育所を令和3年4月に民営化するとともに、令和4年4月に渚西保育所の民営化するとともに、2園の統合を行いました。その他の公立保育所についても、これまでの方針に捉われず、民営化する施設の検討を進めてまいりました。

プランの前期（令和元年度～5年度）においては、「行財政改革プラン2020」の取組目標を踏まえ、令和5年度に民営化する公立保育所の、検討を行いました。敷地が借地である等の個別課題を有している施設を除き、配置状況などの地域バランスを検討した結果、阪保育所及び桜丘北保育所の民営化に取り組むこととしました。

なお、プラン後期の「公立施設の施設数や配置に関する方針」に基づき、今後の公立施設の役割を担う施設の数や場所については、その役割を担うにあたって各施設と連携のとりやすい位置や施設の状態に加え、各エリアにおける就学前児童数や将来設計なども勘案し、引き続き検討してまいります。

令和6年4月1日

桜丘北保育所の民営化については、保護者や地域の方々に対し民営化の考え方や効果などをご説明した上で、公募により決定する運営法人に十分な引継ぎを行いながら民営化を進めます。民営化により削減した経費については、子育て家庭を取り巻く状況や保育ニーズを踏まえ、さまざまな保育サービスの充実を図るため活用させていただきます。

また、桜丘北保育所は昭和54 年に建設されたことから、施設の老朽化が進んでいます。そのため、民営化後、社会福祉法人等を対象としている施設整備に係る国庫補助を活用し、当該保育所の施設及び設備の改善を図ります。

桜丘北保育所を運営する法人については、市長からの諮問により、学識経験者や保護者・地域の代表等、7人の委員で構成する「枚方市立保育所民営化に係る運営法人選定審査会」において、応募資格や移管に関する条件などを定めた募集要項や、選定基準を定めた上で審査を行い、運営法人を選定し、その結果を市長に答申しました。

運営法人の募集要項について審議しました。

運営法人の選定基準及び選定方法について審議しました。

枚方市立桜丘北保育所の民営化時期を令和5年4月1日から令和6年4月1日に変更しました。

運営法人の募集要項、運営法人選定基準（案）と選定方法について審議を行いました。

運営法人選定審査（書類審査）を行いました。

プレゼンテーション審査を行いました。

運営法人の選定を行いました。