水質事故防止にご協力ください
- [公開日:2016年8月25日]
- [更新日:2022年3月20日]
- ページ番号:4322
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水質事故について
水質事故とは、河川、湖沼(池)その他公共用水域において油類や化学物質の流出、異常に魚類が死んでいる場合またはその他白濁等の異常な水質が認められた場合などをいいます。
枚方市には、北から順に船橋川、穂谷川、天野川と大きな川があり、それらはすべて淀川に注がれます。
淀川は、京阪神の人々にとって重要な水道水の源であり、枚方市内でひとたび水質事故が発生すると、水道の取水制限等により、枚方市域のみならず京阪神の水道全体に影響を及ぼすことにもなりかねません。また、市内の河川は、さまざまな生き物が生息し、市民の憩いの場にもなっています。
このため、枚方市では、水質事故の防止とともに、水質事故に速やかに対応するために、大阪府、国土交通省等関係部署と協力し、被害の拡大防止に努めています。
啓発チラシを作成しましたので、掲示や回覧等にご利用ください。

水質事故の実例と対策
水質事故は、工場等における機械等の故障や人為的ミス、廃棄物の不法投棄、交通事故、火災その他災害等によって、油類や化学物質が河川等へ流出することによって発生するほか、生活排水に起因する汚れの多い排水や食用油が各家庭から排出されることにより複合的に発生する場合があります。
水質事故について、実例を紹介します。上の写真は、油類の流出事故の写真です。オイルフェンスとオイルキャッチャーにより油類の回収作業を行っているところで、画面下側から上側へ川は流れており、オイルフェンス手前の部分が油膜で光っているのが確認できます。
上の写真は、塗料店が不要になった白色ペンキを不法に雨水側溝へ投棄したことにより河川が白濁した例です。写真中央部の雨水管から白色の水が流出しているのが良く見えます。この水質事故の時は、原因者によってバキュームカーで回収する等の対策を行いました。

水質事故を発見したら
水質事故を発見したときは、<いつ、どこで、どのような状態か>を確認のうえ、速やかに下記の問合せ先へご連絡ください。速やかな連絡が、被害の拡大防止につながりますので、宜しくお願いします。

水質事故の近年の発生状況
水質事故は平成18年度から平成27年度にかけて、増減はありますが徐々に減ってきています。

平成27年度は水質事故が発生しませんでした。
お問い合わせ
枚方市役所 環境部 環境指導課 相談監視グループ
電話: 050-7102-6016 ~6018
ファックス: 072-849-1206
電話番号のかけ間違いにご注意ください!