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あしあと

    ミニ文化財展示「百済寺跡」を開催中

    • [公開日:2024年3月11日]
    • [更新日:2024年3月11日]
    • ページ番号:47834

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     平成18年(2005)に指定された大阪府指定有形文化財「百済寺遺跡出土せん仏」65点に、特別史跡百済寺跡(中宮西之町)から出土したせん仏43点が、令和5年3月13日に追加指定(別ウインドウで開く)されました。これを機に名称も「百済寺跡出土せん仏」に変更されました。

     百済寺跡は、奈良時代後半に百済の王族の末裔、百済王氏が建立した氏寺の跡と考えられています。昭和27年(1952)には「史跡の国宝」にあたる特別史跡(別ウインドウで開く)に指定されました。また、せん仏とは仏の姿などを彫った型に粘土を押し込めて像をかたどり、板状に成形した後に焼き固め、金箔や彩色を施して仕上げた土製の像です。お堂や塔の内部の壁を飾る装飾として、または礼拝に用いる念持仏として使用されたと考えられています。

     市役所本館1階の文化財展示コーナーでは、百済寺跡出土の大型多尊せん仏の写真パネルや創建時に使用されたと考えられる軒瓦などを展示しています。

        特別史跡 百済寺跡の航空写真
        (昭和40年代後半に撮影)

           百済寺跡出土 大型多尊せん仏 復元写真
          (下絵は名張市教育委員会作成)

             百済寺跡出土 軒瓦

    輝きプラザきらら2階展示ルームで開催中の第30回輝きプラザきらら文化財展示会「ひらかたの発掘・いまむかし」では、今回追加指定されたせん仏を展示しています。

    会場

    枚方市役所 本館(枚方市大垣内町2丁目1番20号)

    【電車】京阪電車「枚方市駅」下車、徒歩5分

    津田支所でも、ミニ文化財展示を開催中

    津田支所1階ロビーの文化財展示コーナー(別ウインドウで開く)では、津田城遺跡から出土した戦国時代の遺物などを展示しています。  

        国見山城 航空写真 (昭和59年撮影)

       本丸山城 発掘調査中の航空写真