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あしあと

    認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らし続けるために

    • [公開日:2024年4月24日]
    • [更新日:2024年4月26日]
    • ページ番号:47234

    ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

    まずはチェックしてみましょう!

    ●自分でできる認知症の気づきチェックリスト(別ウインドウで開く)

    ↑ご家族や身近な人がチェックすることもできます。元気な人も一度チェックしてみましょう!

    【担当課】

     健康福祉政策課(電話:072-841-1461 FAX:072-841-2470)

    枚方市の認知症支援の取り組み

     認知症になっても、住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができるよう、認知症支援の取組みについて、下記の(1)~(5)のカテゴリ別に紹介します。

    (※認知症支援と関連する「ひとり暮らしの方」「高齢者の支援サービス」「くらし・すまい」などは、高齢者の情報発信サイト「高齢者しっとこサイト(別ウインドウで開く)」の「生活のサポート」をご覧ください。)

    (1)認知症を知ろう!

    認知症とは?

     認知症は、脳の病気や障害などさまざまな原因により、記憶力や判断力に障害が起こり、社会生活や対人関係等、日常生活全般に支障が出てくる状態をいいます。また、65歳未満で発症した認知症を若年性認知症といいます。認知症を引き起こす主な病気として、アルツハイマー病や脳梗塞などがあります。

    どんな症状なの?

     はじめのうちは、加齢による単なるもの忘れに見えることが多いといわれています。年をとれば誰でももの忘れが起こりますが、加齢によるもの忘れと認知症によるもの忘れは違います。

     加齢によるもの忘れと認知症によるもの忘れの違いは下記のとおりです。(出典:厚生労働省 知っておきたい認知症の基本より)

     他にも、仕事や家事など普段やってきたことでミスが増える、お金の勘定ができなくなる、慣れた道で迷う、話が通じなくなる、憂うつ・不安になる、気力がなくなる、現実には見えないものが見える、妄想がある等々、このようなサインが出てきたときには、かかりつけ医や地域包括支援センターに相談することをお勧めしています。

    認知症の発症と対応

    認知症の発症

     40~50 歳になると人の名前が出て来ないなど加齢によるもの忘れが始まり、その後認知症が疑われるもの忘れが混じってきます。この段階はまだ判断が適正に行えるので認知症とはいえず、軽度認知障害(MCI)といいます。

     さらに、時間の経過と共に認知症が疑われるもの忘れが著しくなり、判断の障害が加わると日常生活に支障が出てきます。この段階を認知症と呼びます。

    対応について

    ・軽度認知障害(MCI)の段階→認知症の予防が大切です

     認知機能は、軽度認知障害(MCI)の段階を経て緩やかに低下するため、日常生活に支障が出ないからといって放置していると、認知症に移行しやすくなります。認知症を発症すると改善は見込めないため、軽度認知障害(MCI)のうちに早期発見し、一歩手前でブレーキをかけることが大切です。早い段階から、生活習慣の改善を始めれば、認知機能の低下にブレーキをかけ、現状維持、さらには認知機能の回復も可能なことが分かってきました。

    「(2)認知症を予防しよう!」をご参考ください。


    ・認知症発症段階→早期発見・早期相談が大切です

    早期に治療をうけることで、進行を遅らせたり、症状を改善させたりできる場合があります。また、症状が軽いうちに今後の準備をしておくことで、将来への備えができるようになります。

    「(3)早期発見・早期相談が大切です」をご参考ください。

    参考…枚方市「認知症のこと、医師が解説しています」/MY介護の広場「MCI(軽度認知障害)とは」

    ●認知症のこと、医師が解説しています(別ウインドウで開く)

    ↑「認知症が心配なもの忘れ」「もの忘れ外来について」など、認知症を心配しているあなたに観てほしい、医師の解説動画をご紹介しています。


    ●知っておきたい認知症の基本(厚生労働省のホームページ)(別ウインドウで開く)

    ↑「認知症ってどんな病気?」「認知症の予防って?」などが掲載されています。


    ●9月は認知症月間です!(別ウインドウで開く)

     枚方市では認知症月間に合わせ、認知症の正しい知識及び認知症の人に関する正しい理解を深めるための取組を行っています。


    ●ひらかたしオレンジガーデニングプロジェクト(別ウインドウで開く)

    ↑「認知症になってもくらしやすいまちをみんなで創っていこう!」という思いを共有し、楽しみながら花を育て、全国各地で認知症のシンボルカラーであるオレンジ色の花を咲かせるプロジェクトです。


    【担当課】

    健康福祉政策課(電話:072-841-1461 FAX:072-841-2470)

    (2)【認知症予防】認知症を予防しよう!

     認知症をよせつけない生活習慣を送ることで、認知症の発症や進行をできるだけ遅らせることが認知症の予防となります。そのためには、脳を活性化することと、脳の老化や異常が進まないような生活習慣等の管理が重要です。

    ●認知症予防の取組み(別ウインドウで開く)

    枚方市では、大阪精神医療センターと協働し、認知機能低下の早期発見のための「脳力チェック検診」や、脳の活性化につながるプログラムを取り入れた「こころとからだ生き生き教室」を開催しています。


    ●ひらかた元気くらわんか体操(別ウインドウで開く)

    ↑約10分間の枚方市のオリジナル体操。脳の刺激のほか、筋力アップや柔軟性の向上等の効果も期待されます。


    ●介護予防の取組み(別ウインドウで開く)

    ↑各種介護予防教室(教室形式、オンライン形式)の詳細はこちら。


    【担当課】

    健康づくり課(電話:072-841-1458 FAX:072-841-3039)

    (3)【相談窓口】早期発見・早期相談が大切です

     早期に治療をうけることで、進行を遅らせたり、症状を改善させたりできる場合があります。また、症状が軽いうちに今後の準備をしておくことで、将来への備えができるようになります。認知症かもしれないと思ったら、抱え込まずに早めに相談しましょう。

    Aどこに相談すればよいの?

    ↑まずはかかりつけ医や、地域包括支援センター(高齢者サポートセンター)(別ウインドウで開く)に相談し、必要時、認知症サポート医や認知症疾患医療センター(東香里病院等)などの専門医療機関を受診しましょう。 

    ※認知症サポート医…国要綱に定められた「認知症サポート医養成研修」を修了し、認知症に係る地域医療体制構築の中核的な役割を担う医師です。


    ●Bオレンジ初期集中支援チーム(別ウインドウで開く)

    医師と医療・介護の専門職の3人以上で構成されたチーム。認知症の疑いのある人や行動・心理症状のある人、その家族を訪問し、認知症による困りごとなどを確認し、早期対応の相談を行います。また相談に加え、必要に応じ医療、介護機関の連携を通じて、チーム支援後の医療機関受診や介護サービス利用などの調整・支援も行います。

    研修動画(医療・介護事業所向け「枚方市認知症初期集中支援チーム~支援の始まりと連携の実際~」)はこちら(別ウインドウで開く)


    ●C若年性認知症電話相談(別ウインドウで開く)

    若年性認知症特有のさまざまな疑問や悩みに対し、専門教育を受けた相談員が無料で相談に応じます。


    【担当課】

    A   健康づくり課 (電話:072-841-1458 FAX:072-841-3039) 

    B、C  健康福祉政策課(電話:072-841-1461 FAX:072-841-2470)

    (4)【支援制度】認知症の支援制度を紹介します

     認知症は症状の進行度に合った対処法や支援が大切です。枚方市では、認知症の方やその家族の方が安心して暮らせるよう、さまざまな支援を行っています。

    ●D オレンジカフェ(認知症カフェ)(別ウインドウで開く)

    ↑認知症のことや物忘れ等が気になりはじめたご本人やご家族、ご近所の方、専門職等、地域の誰もが気軽に集い、楽しく過ごしながら仲間作りや情報交換等をする地域の拠点のことです。市内に15か所(令和5年2月時点)あります。


    ●E ひらかた高齢者SOSキーホルダーの配布(別ウインドウで開く)

    緊急連絡先を記載したキーホルダーを常に身につけておくことで、外出先で突然倒れるなど、救急搬送や保護された時、キーホルダーに記載されている緊急連絡先に、医療機関や警察等から早くに連絡できるものです。65歳以上の方等に無料で配布しています。


    ●F 枚方市徘徊高齢者等(行方不明者)SOSネットワーク(別ウインドウで開く)

    枚方市および地域包括支援センター(高齢者サポートセンター)(別ウインドウで開く)では、介護保険事業所等と連携し、警察による捜索の補助的な機能を担い、徘徊高齢者を早期発見する一助とするため、ネットワークを構築しています。


    ●G みまもりあいステッカー(別ウインドウで開く)

    認知症等による徘徊で居場所が分からなくなった際、身元判明・早期保護・事故防止の一助となるステッカーです。認知症による徘徊症状がみられる要介護・要支援認定をお持ちの方にご利用いただけます。


    ● H「認知症ケアパス」を無料で配布しています(別ウインドウで開く)

    認知症の方が住み慣れた地域で暮らしていくために、発症予防から人生の最終段階まで、生活機能障害の進行状況に合わせ、いつ、どこで、どのような医療・介護サービスを受ければよいのかを示したガイドブックです。枚方市役所 健康福祉総合相談課(別館1階)や各地域包括支援センター(別ウインドウで開く)で配布しています。


    ●I 認知症一体的支援事業について(別ウインドウで開く)

    ↑一体的支援事業とは、認知症の人とその家族を一体的に支援するプログラムのことを指します。プログラム実施団体に対する補助金制度を設立しました。


    ●J 日常生活自立支援事業(枚方市社会福祉協議会のホームページ)(別ウインドウで開く)

    認知症、知的障害、精神障害などにより判断能力が不十分な方が、自立した地域生活を送れるように福祉サービスの利用援助や日常的な金銭管理サービスを行うことを通じて、権利擁護を図ることを目的としたサービスです。


    ●K 成年後見制度(別ウインドウで開く)

    認知症、知的障害、精神障害などによって物事を判断する能力が十分ではない方(ここでは「本人」といいます。)について、本人の権利を守る援助者(「成年後見人」等)を選ぶことで、本人を法律的に支援する制度です。また、「ひらかた権利擁護成年後見センター(こうけんひらかた)」では、成年後見制度をはじめとする権利擁護に関する相談に応じるとともに、手続きの説明や助言など制度の利用支援を行っています。


    ●L 介護保険制度(別ウインドウで開く)

    介護保険制度は、社会全体で介護を支え、利用者の希望を尊重した総合的なサービスを安心して受けられる仕組みです。サービスの利用を希望する人は、市の介護保険課の窓口に「要介護・要支援認定」の申請をしてください。申請は本人または家族のほか、地域包括支援センター(高齢者サポートセンター)(別ウインドウで開く)などに代行してもらうこともできます。


    ●M枚方市版「人生会議まるわかりガイド」を無料で配布しています(別ウインドウで開く)

    ↑人生会議とは、"いざというとき"に備え、大切にしていること、希望している医療やケア等について考え、周囲の信頼する人たちと話し合っておくことを言います。希望に応じてご活用ください。配布場所は、各地域包括支援センター(別ウインドウで開く)、枚方市役所 長寿・介護保険課、保健所、保健センターです。


    【担当課】

     D、G~I    健康福祉政策課   (電話:072-841-1461 FAX:072-841-2470)

     E、F、M   健康づくり課    (電話:072-841-1458 FAX:072-841-3039)

     J      枚方市社会福祉協議会 生活支援課 (電話:072-807-5442 FAX:072-845-1897)

     K      健康福祉総合相談課 (電話:072-841-1401 FAX:072-841-5711)

     L      介護認定給付課    (電話:072-841-1460   FAX:072-844-0315)

    ひらかた高齢者SOSキーホルダー(表・裏 見本)

    みまもりあいステッカー(見本)

    認知症ケアパス表紙

    人生会議まるわかりガイド表紙

    (5)地域で見守ろう!支えよう!

     認知症になっても安心して暮らし続けるためには、地域での見守りやちょっとした手助けが必要です。枚方市では、地域において、認知症を正しく理解し、地域で生活している認知症の方や家族を見守り、支援していただけるような取り組みを行っています。

    ●N 認知症サポーター養成講座(別ウインドウで開く)

    ↑認知症に対しての正しい知識と具体的な対応方法等を学んでいただき、認知症の人や家族を温かく見守り支援する「認知症サポーター」を養成する講座です。


    ●O みまもりあいアプリの登録にご協力ください(別ウインドウで開く)

    高齢者等が行方不明になった際、捜索の協力者を募集しています。普段の生活の中で該当の高齢者等を見かけた時のお声かけをお願いするもので、積極的な捜索活動を依頼するものではありません。


    ●P 高齢者見守り110番(高齢者(要援護者)の見守り啓発活動)(別ウインドウで開く)

    さまざまな店舗・機関に協力を呼びかけ、認知症高齢者(認知症の疑い)や早急に支援を必要とされる高齢者と思われる方を発見、対応された時には、最寄りの地域包括支援センターに連絡をいただき、連携を図っています。


    ●Q 消費生活センターの利用案内(別ウインドウで開く)  

    ↑訪問販売やキャッチセールスのトラブルなど、消費生活に関する相談を受付けています。ご本人が認知症や病気などで相談することが難しい場合は、ご家族、介護や見守りをしている方からのご相談もお受けします。


    【担当課】

    N~O  健康福祉政策課(電話:072-841-1461 FAX:072-841-2470)

    P    健康づくり課   (電話:072-841-1458 FAX:072-841-3039)

    Q      枚方市立消費生活センター(電話:072-844-2431(相談専用電話))

    認知症サポーター養成講座修了後には「認知症の人を支援します」という意思を示すブレスレット(オレンジリング)をお渡しします。

    見守り110番ステッカー

    高齢者見守り110番の協力店舗・協力機関はこのステッカーが目印です!