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    (新型コロナワクチン)ワクチンの説明・副反応について

    • [公開日:2024年4月1日]
    • [更新日:2024年4月2日]
    • ページ番号:37258

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    新型コロナワクチンの副反応や健康被害救済制度等について紹介しています。

    ※全額公費により接種費用が無料となる特例臨時接種の期間は、令和6年3月31日をもって終了しました。

     令和6年度以降はインフルエンザと同様、65歳以上の高齢者などを対象とした定期接種(秋~冬に1回、費用は一部自己負担あり)となります。詳細はこちら


    目次

    ワクチンの副反応

    新型コロナワクチンでは、接種後に注射した部分の痛み、疲労、頭痛、筋肉や関節の痛み、寒気、下痢、発熱等がみられることがあります。こうした症状の大部分は、接種後数日以内に回復しています。

    また、稀な頻度でアナフィラキシー(急性のアレルギー反応)が発生したことが報告されています。もし、アナフィラキシーが起きたときには、接種会場や医療機関ですぐに治療を行うことになります。

    この他、アストラゼネカ社のワクチンでは、稀に珍しいタイプの血栓症が起きるという報告があります。また、ファイザー社及び武田/モデルナ社のワクチンでは、頻度としてはごく稀ですが、心筋炎や心膜炎が報告されています。(特に10代・20代の男性の2回目接種後4日程度の間に多い傾向があり、重大な副反応に「心筋炎・心膜炎」が追加されました。

    ※ワクチンを受けた後、2日以上熱が続く場合や症状が重い場合などは医療機関へ受診または相談窓口をご利用ください。


    副反応の症状や対応方法等の詳細については厚生労働省のホームページ等で紹介されています。


    接種後に起こりやすい症状の経過や頻度、対応方法を紹介する動画です。


     

    副反応疑い報告(厚生労働省ホームページより)

    副反応疑い報告は、ワクチンの接種後に現れた症状を報告するものであり、ワクチン接種との因果関係が不明なものについても報告が行われます。国は、新型コロナワクチンの副反応疑い報告の報告状況については、専門家による評価結果とあわせて、速やかに情報提供できるよう、審議会(※)を通常より頻繁に開催し、審議会の度に公表することとしています。

     (※)厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)


    ▷令和6年1月26日開催
    新型コロナワクチン接種開始後から対象期間の令和5年10月29日までにおいて、ファイザー社とモデルナ社のオミクロン株対応1価ワクチン(XBB.1.5)、武田社ワクチン(ノババックス)接種後の副反応疑いとして報告された事例について議論されました。
     いずれのワクチンも、これまでの報告によって、死亡、心筋炎・心膜炎、小児及び乳幼児へのワクチン接種後の状況、ワクチン接種後の健康状況調査、ワクチン接種後の遷延する症状に関する実態調査に係る検討を含め、現時点でワクチン接種によるベネフィットがリスクを上回ると考えられ、引き続きワクチンの接種体制に影響を与える重大な懸念は認められないと評価されました。

    ・12歳以上の死亡例の報告について
     対象期間までに、ファイザー社ワクチン(1価、XBB.1.5)について10件(100万回接種あたり0.9件)、モデルナ社ワクチン(1価、XBB.1.5)について2件(同1.4件)、武田社ワクチン(ノババックス)について3件(同8.7件)の報告があり、情報不足等によりワクチンと死亡との因果関係が評価できない(γ)とされました。

     これまでの死亡に係る副反応疑い報告の状況、国内外のmRNAワクチン接種後のリスク分析のエビデンスも踏まえると、現時点では、引き続きワクチンの接種体制に影響を与える程の重大な懸念は認められないとされました。 

    ・12歳以上の心筋炎・心膜炎について
     心筋炎及び心膜炎を副反応疑い報告基準に定めた令和3年12月6日から対象期間までに、製造販売業者報告において、ファイザー社とモデルナ社のオミクロン株対応1価ワクチン(XBB.1.5)、武田社ワクチン(ノババックス)について、心筋炎(ブライトン分類1~3)として評価された事例は1件(モデルナ社)、心膜炎(ブライトン分類1~3)として評価された事例はありませんでした。心筋炎・心膜炎に係るこれまでの検討結果も踏まえ、現時点において、引き続きワクチンの接種体制に影響を与える程の重大な懸念は認められないとされました。

    ・小児接種後・乳幼児接種後の事例について
     小児(5~11歳)接種後と乳幼児(6か月~4歳)接種後の事例について、対象期間までに、死亡例や心筋炎・心膜炎として報告された事例はありませんでした。

     小児及び乳幼児へのワクチン接種後の報告状況について、現時点において、ワクチンの接種体制に影響を与える程の重大な懸念は認められないとされました。 


    副反応疑い報告の詳細や審議会資料等は、こちら(厚生労働省ホームページ)


    副反応等の相談先

    相談先

      相談先・電話番号

    内容受付時間

    大阪府新型コロナワクチン専門相談窓口

    電話:050-3613-9605 
    FAX:06-4400-9419
     


    ワクチン接種や副反応に係る医学的知見が必要となる専門的な相談・問い合わせへの対応
     

    9時~18時 (平日)
     
     

    厚生労働省コールセンター

    電話:0120-700-624

    ※令和6年4月1日より電話番号変更
     

     

    コロナワクチン施策の在り方等に関するご意見・問い合わせへの対応 

    (例)
    ・予防接種の有効性及び安全性に関する問い合わせ
    ・副反応のリスク及び副反応の防止に関する問い合わせ

     

    9時~21時(平日・土日祝日)
     



    副反応の健康被害救済制度

    副反応による健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)は、極めて稀ではあるものの避けることができないことから、救済制度が設けられています。

    健康被害救済制度の詳細はこちら令和6年3月31日までの特例臨時接種及び令和6年度からの定期接種(65歳以上の高齢者等)が対象です。



    ワクチン接種後も感染予防対策を(厚生労働省ホームページより)

    ワクチン承認後に実施されたさまざまな研究結果から、ワクチンを接種することで、新型コロナウイルス感染症の発症だけでなく、感染を予防する効果も示唆するデータが報告されています。しかしながら、その効果は100%ではなく、変異によりワクチンの効果に影響が生じる可能性もあります。

    このため、ワクチン接種後であっても、引き続き効果的な感染予防対策を組み合わせることで、可能な限りご自身や周りの方を守っていただくようお願いします。 具体的には、マスクの効果的な場面での着用(※)、石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒の励行、こまめな換気などをお願いします。

    (※)令和5年3月13日からマスクの着用は、個人の主体的な選択を尊重し、個人の判断が基本となりました。ただし、マスクの着用が推奨される場面がありますので、ご留意をお願いします。詳しくはこちらをご確認ください。