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生活排水対策にご協力ください

[2014年5月15日]

ID:4535

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生活排水対策~みんなで守ろう水環境~

水を汚しているのは誰かな?

昔は工場排水、今は生活排水

大阪府域の河川や湖沼の水質汚濁の主な原因は、今や生活排水です!
グラフの通り、昭和45年(1970年)における大阪府域(大阪湾に流入分)の発生源別汚泥負荷量(BOD)は約573トン/日で、内訳は39.4%が生活排水、58.6%が産業排水でした。その後、工場などの排水規制や生活排水対策(下水整備や生活排水処理施設の整備)が着実に進み、平成21年(2009年)になると汚泥負荷量は約58トン/日(1970年の573トン/日を100%とすると10.1%)となり、内訳は81%が生活排水、12%が産業排水となっています。

大阪府域の発生源別の昭和45年から平成21年までの生物化学的酸素要求量の汚濁負荷量の推移グラフ

大阪府域の発生源別汚濁負荷量(BOD)の推移(推計)

生活排水とは?

トイレ、台所、洗濯、風呂などから出る生活に起因する排水のことです。
このうち、トイレの排水を除いたものを「生活雑排水」といいます。

BODとは?

生物化学的酸素要求量のことで、水中の汚濁物質が微生物によって分解されるとき必要となる酸素量のことです。この数値が大きいほど水が汚れているということになります。

課題は、未処理の生活雑排水対策

平成21年(2009年)の汚濁負荷量(BOD)は、58トン/日で、そのうち未処理の生活雑排水が37%、適正に処理された生活雑排水が44%、産業排水12%、その他7%となっています。
そのため、未処理の生活雑排水を適正に処理することが緊急の課題となっています。

平成21年度の1日当たり58トンの汚濁負荷量の内訳の円グラフ

汚濁負荷量(BOD)の発生源別内訳

暮らしの汚れはどれくらい?

私たちの暮らしの汚れは、どれくらいなのでしょうか。
例えば、牛乳200ミリリットルが川に流れてしまうと、魚が快適に住める水質(BOD;5ミリグラム/リットル程度)にするためには、およそ風呂おけ10杯分(3,120リットル)の水が必要となります。

  • しょう油15ミリリットルを捨てたら:汚れのおおよその値BODは150,000ミリグラム/リットル、魚が住める水質(BOD:5ミリグラム/リットル程度)にするために必要な水の量は風呂おけ1.5杯分(450リットル)
  • みそ汁200ミリリットルを捨てたら:汚れのおおよその値BODは35,000ミリグラム/リットル、魚が住める水質(BOD:5ミリグラム/リットル程度)にするために必要な水の量は風呂おけ4.7杯分(1,400リットル)
  • おでん汁500ミリリットルを捨てたら:汚れのおおよその値BODは74,000ミリグラム/リットル、魚が住める水質(BOD:5ミリグラム/リットル程度)にするために必要な水の量は風呂おけ25杯分(7,400リットル)
  • 使用済みの油500ミリリットルを捨てたら:汚れのおおよその値BODは1,000,000ミリグラム/リットル、魚が住める水質(BOD:5ミリグラム/リットル程度)にするために必要な水の量は風呂おけ330杯分(100,000リットル)
  • 米のとぎ汁2リットルを捨てたら:汚れのおおよその値BODは3,000ミリグラム/リットル、魚が住める水質(BOD:5ミリグラム/リットル程度)にするために必要な水の量は風呂おけ4杯分(1,200リットル)
  • 牛乳200ミリリットルを捨てたら:汚れのおおよその値BODは78,000ミリグラム/リットル、魚が住める水質(BOD:5ミリグラム/リットル程度)にするために必要な水の量は風呂おけ10杯分(3,120リットル)
  • ラーメンの汁200ミリリットルを捨てたら:汚れのおおよその値BODは25,000ミリグラム/リットル、魚が住める水質(BOD:5ミリグラム/リットル程度)にするために必要な水の量は風呂おけ3.3杯分(1,000リットル)
  • 日本酒20ミリリットルを捨てたら:汚れのおおよその値BODは200,000ミリグラム/リットル、魚が住める水質(BOD:5ミリグラム/リットル程度)にするために必要な水の量は風呂おけ2.7杯分(800リットル)

みんなができること

家庭でのちょっとした工夫で生活排水の汚れを減らしましょう。

  • 食べ残しはゴミとして出しましょう!
     人の食べ残しで河川環境にいいものは何もありません。食べ残しを作らないライフスタイルを目指し、食べ残しができた場合でも堆肥にしたり、残飯入れなどに集めてゴミとして出しましょう。
  • 水切り袋などを利用しましょう!
     流しの排水口や三角コーナーには水切り袋などを使用して小さなゴミも流さないようにしましょう。
  • 洗う前にお皿を拭き取りましょう!
     お皿についた油汚れやソースなどは、キッチンペーパーや新聞紙などで拭き取ってから洗うようにしましょう。
  • 洗剤は適量を使用しましょう!
     洗剤も河川を汚してしまう物質です。表示を確かめ、必要以上に使用しないようにしましょう。
  • 廃油は排水口に流さないように!
     
    油類は特に河川を汚します。うまく使い切るか、廃油が出た場合でも流しに捨てないで新聞紙などにしみこませて燃えるゴミとして処分しましょう。

出前講座を開催しています

小・中学校や自治会など市民のみなさんを対象に、枚方の川の水質状況等について紹介しています。
お気軽に問い合わせてください。

出前講座の様子

各種イベントに参加しています

生活排水の汚れを理解していただくため各種イベントにブースを設けて、啓発しています。

イベントでは、パネル展示や、パックテストを使用した簡単な水質実験を行います。

水質実験では、河川の水と生活排水の汚れを比較し、家庭でできる生活排水対策についてお知らせしています。

ブースのパネル
ブースの様子