【R5 視察・研修特集】学校における働き方改革（枚方市×滋賀県蒲生郡教頭会）

令和5年11月28日、滋賀県蒲生郡教頭会より依頼を受けて、日野町立学校と竜王町立学校の教頭先生対象の研修において、教頭先生方と働き方改革について考えました。

本市の業務改善推進校10校（現：笑顔の学校プロジェクト21校）の取組をまとめた事例集をもとに、ワークショップを実施しました。

具体的な取組に対し、「教職員の当事者意識を高める取組をしたい」「これならできるかも」等、わいわいと話しあう様子から、行動につながるモチベーションの向上が感じられました。

研修後の振り返りより

■立候補で推進校を募ることで、前向きな取組になっていくことがよくわかりました。また、それぞれの学校の取組を交流しあう場あり、刺激しあいながら良いものを取り入れていけるシステムも画期的でした。「話し合うことがSTEPゼロ」とおっしゃっていたのは、なるほどその通りだと思いました。話し合って終了ではないので、次に進めるアクションを考えたい。

■まずは、枚方市の取組を共有し、すでに同じように取り組めていること、次に何ならできるかを考えていきたいと思います。クリーンタイム、クリーンデスクの取組や会議時間の見える化、対人関係のストレス対策は必要だと思います。特に3つ目は大変重要だと思いました。

 ■働き方改革は、児童生徒も先生も、みんなが楽しく元気に学校に来るために進めるものだと思います。でもそのためには、越えていかなくてはならない山がたくさんある気がします。改善できそうなことを探し、みんなの幸せ感が少しでも高まるよう、私自身、明るく安定したメンタルで頑張っていきたい。

 ■特効薬を期待するのではなく、長いスパンで地道な取組を通して意識を変えていくことが重要なのだと感じた。まずは自分自身の意識を変えます。

など・・・

本市の取組が、このように注目され、広がっていくことは、全国に仲間が増えるようで、大変嬉しく思います。

いつか、本市の学校管理職と交流したいですねとお話しました。