【R5 視察・研修特集】学校における働き方改革（枚方市×滋賀県草津市）

令和5年8月7日、滋賀県草津市教育委員会より依頼を受けて、草津立学校園管理職等研修において、草津市の管理職や教員の皆様と、働き方改革について考えました。

本市の業務改善推進校10校（現：笑顔の学校プロジェクト21校）の取組をまとめた事例集をもとに、ワークショップを実施しました。

具体的な取組に対し、「これならできそうじゃない？」「これをやってみたいね！」等、管理職同士がわいわいと話しあう様子から、行動につながるモチベーションの向上が感じられました。

研修後の振り返りより（詳細は、別添資料。草津市にも提供。） 

■自校では、働き方改革という視点で話し合う機会はあまりなく、当事者意識 も高くなかったかもしれない。授業改善と同じで、業務改善もベクトルを合わ せ、みんなで行っていく力が大切。一人一人がやりがいをもって働き続けら れる改革、組織改革が必要だと思った。市教委と学校が一丸となって取り組 んでいることが大変参考になった。 

■まずは考えたことをやってみる。いろいろな価値観があるからか、やる前に挫折してしまうことがあったので、やってみてから分析したい。

 ■どちらかというと独りよがりで改革してきたので、今日の研修で、皆で話すこ とをもっと大切にしたいと思った。でも自分のしてきた実践と同じこともたくさ ん出てきて、間違ってはなかったのだなあとホッとした。これからも働きたくな る職場にしていきたい。

 ■行動すれば変えることができる。これまでの当たり前を見直して本気で魅力 ある職業にしていきたい。教師も子どもも元気な学校を目指していきたい。そ して人材確保も視野に入れていきたい。教育委員会や管理職の先生方と一 緒に研修を受けることができたことが、次に繋がる貴重な時間だったと思う。 

■どうしても管理職が考えていくことと、捉えているところがあったので、職員全 員で話し合うという発想がすばらしいと思う。本校はすでにいろいろ取り組んで いるのですが、ちょっと手詰まり感があって、これ以上どこをどうしていけばよ いのか困っていました。あとは、地域や保護者への理解をどう進めるかが、大 きな課題の一つです。少しでも進めていきたい。

 ■たいへん充実した時間でした。学校をあげて組織的に取り組むことの大切さ やその効果にふれ、自校でとのようなことができるか、校長先生といろいろと 話を深めるきっかけとなりました。

など・・・

本市の取組が、このように注目されることは大変嬉しいことで、他の自治体の皆様との交流によって刺激を受けることは励みになります。いつか、本市の学校管理職と交流する機会ができればと思います。