市政ニュース
令和6年度決算 速報値
実質収支は19億円の黒字
令和6年度一般会計の決算見込みがまとまりました。歳入では、地方交付税や地方特例交付金が増加し、市税や国庫支出金が減少しました。歳出では、人件費や扶助費などの義務的経費が増加し、投資的経費が減少しました。自治体の決算を表す実質収支は19億円の黒字で、単年度収支では4億円の赤字となりました。
問合わせ先、財政課 電話841-1311、ファクス841-3039
市債残高は20億円の減少
市債とは、多額の経費が必要な建設事業の単年度の負担を軽減し、計画的な財政運営を行うために国や銀行などから借りるお金のことです。このほか、地方交付税の不足分を補うための臨時財政対策債という借入金があります。
令和6年度末の市債現在高は、臨時財政対策債が大幅な減額となったため、前年度に比べて20億円の減少となりました。また、令和6年度末の基金現在高は1億円の増加となりました。
▼一般会計決算の状況
区分:歳入
令和5年度:1709億2400万円
令和6年度:1670億4000万円
区分:歳出
令和5年度:1680億6200万円
令和6年度:1645億9300万円
区分:歳入歳出差引A
令和5年度:28億6200万円
令和6年度:24億4700万円
区分:翌年度繰越額B
令和5年度:5億5000万円
令和6年度:5億800万円
区分:実質収支 A-B
令和5年度:23億1200万円
令和6年度:19億3900万円
区分:単年度収支
令和5年度:▲1億4300万円
令和6年度:▲3億7300万円
※単年度収支は前年度実質収支との差額となります。
実質収支の推移
R2:17
R3:24
R4:25
R5:23
R6:19
(年度)
市税収入の推移
R2:562
R3:557
R4:579
R5:580
R6:577
(年度)
普通会計の市債・基金現在高の推移
市 債
R2:1,110
R3:1,137
R4:1,129
R5:1,138
R6:1,118
(年度)
基 金
R2:298
R3:331
R4:369
R5:369
R6:370
(年度)
普通会計の人件費・扶助費・公債費の推移
扶助費
R2:466
R3:573
R4:511
R5:560
R6:587
(年度)
人件費
R2:213
R3:208
R4:204
R5:197
R6:219
(年度)
公債費
R2:101
R3:109
R4:114
R5:119
R6:116
(年度)
経常収支比率の推移
扶助費
R2:95.7
R3:92.3
R4:95.3
R5:97.6
R6:98.9
(年度)
財政の弾力性を示す財政指標。数値が低くなるほど自由に使えるお金が増えることを示しています。
※決算の詳細は広報ひらかた10月号でお知らせします。
夏休み中の昼食に困っている
小中学生に協力店で無料提供
クジラ育英会「夏休み子ども応援ごはんプロジェクト」
モデル実施
市は6月23日、公益財団法人クジラ育英会、市商業連盟と「夏休み子ども応援ごはんプロジェクトのモデル実施に関する協定」を締結。学校給食のない夏休み期間中に、経済的な事情や保護者の傷病などで昼食を食べられない小中学生を対象に市内の協力飲食店で昼食を無料提供するプロジェクトのモデル実施に協力しています。「こどもおうえん ごはんのおみせ」と書かれたのぼり(下図参照)を掲げた協力飲食店に設置の食事カードに氏名・学校名・学年などを記入すれば利用できます。今回のモデル実施で資金提供する同育英会の砂田直成代表理事は「給食のない夏休みに十分な昼食が取れない小中学生に地域の飲食店でお昼ごはんをお腹いっぱい食べてもらうことで、子どもたちの健康を地域で守る仕組みができれば」と話しています。
▼期間など 8月25日㈪まで実施中。対象は経済的な事情などで昼食を食べられない市内在住または市内在学の小中学生。期間中、何度でも利用可。事前申し込み不要。直接店舗へ。協力飲食店の店舗名や実施時間などの詳細は市ホームページ参照。
◆協力飲食店も引き続き募集中
市商業連盟では、8月25日㈪までの期間中、同事業の協力飲食店を引き続き募集しています。同連盟ホームページ(下記コード)参照。同連盟に加盟していない飲食店も申し込み可。
問合わせ先、子ども青少年政策課 電話841-1375、ファクス843-2244
6月定例月議会
一般会計補正予算、決議、人事案件など可決
令和7年6月定例月議会は6月27日に終了しました(16議案を可決)。27日の本会議では、物価高騰対策消費拡大支援事業費を含む一般会計補正予算が可決され、「国際社会における武力紛争の平和的解決を求める決議」に加え、「地方消費者行政に対する恒久的な財源確保等を求める意見書」など5件の意見書が可決されました。人事案件では、人権擁護委員候補者の推薦について寺嶋明孝氏が適任とされました。
問合わせ先、市議会事務局議事調査課 電話841-1528、ファクス841-0240
終戦80年の夏、平和について考えませんか
戦争の悲惨さや平和の尊さについて見つめ直し、私たちができることを考えませんか。
◆平和資料室特別展 「どうぶつのいのちとへいわ」
戦時下の動物園では、動物たちは戦意高揚に利用された(右写真)ほか、食糧不足によって餓死したり、逃走防止のために殺処分されたりしました。それらの悲劇をパネル展示やアニメ「どうぶつたちのねがい戦争中の天王寺動物園」(20分・随時上映)で紹介します。▶期間など 8月2日㈯~14日㈭午前9時30分~午後7時、中央図書館1階平和資料室(金曜休館。土曜・日曜、祝日、最終日は午後5時まで)。無料。直接会場へ。
◆核兵器と戦争に関する16の問い展
市は、昭和57年に府内で初めて非核平和都市を宣言しました。終戦80年の今、16の問いかけを通して改めて平和について考えませんか。▶期間など 8月1日㈮~20日㈬の平日午前9時~午後5時30分、市役所別館1階受付前。
◆平和ライブラリーコンサート
マリンバ・パーカッショントリオ“pecora”によるコンサート。中央図書館各フロアで平和関連資料やコンサート関連資料の展示も。▶日時など 8月6日㈬午後3時~4時、同図書館美杉会グループエントランスホール。無料。当日直接会場へ。詳細は同図書館(電話050-7105-8139、ファクス851-0962)へ。
◆平和を祈る黙とうを
原爆が広島に投下された8月6日㈬午前8時15分、長崎でさく裂した9日㈯午前11時2分、終戦の日の15日㈮正午に1分間の黙とうを呼び掛けます。平和の鐘ヒラリヨン(ニッペパーク岡東中央)や防災行政無線から響く鐘に合わせ平和を祈る黙とうを捧げましょう。
問合わせ先、人権政策課 電話841-1259、ファクス841-1700
楽しもう!大阪・関西万博
市や市内事業者・団体による出展を紹介。
参加して一緒に盛り上げましょう!
8月3日(日) 午前9時〜午後9時
ギャラリーWEST
巨大地図に描く未来の枚方に高さ2.5mの観覧車!?
「みんなで創ろう!この街の未来」プロジェクト
市内の子どもたちが、市PR大使で絵本・切り絵作家のたけうちちひろさんと一緒に廃材などを活用して制作した「未来の枚方のまち」を展示。枚方の巨大地図に「枚方にあったらいいな」と考えた建物・乗り物などのほか、中央には巨大な観覧車(上写真)が置かれ迫力満点。当日直接会場へ。
◆万博会場でもワークショップを開催!
●「未来の枚方のまち」に登場させる未来人を、カッティングシートで制作し、アクリル板に貼って展示。無料。
●オリジナルうちわを制作して持ち帰り。無料。先着200人。
市内でも「未来の枚方のまち」を展示!
8月 6日㈬~19日㈫ 御殿山生涯学習美術センター
23日㈯~31日㈰ 枚方T-SITE4階カフェスペース
9月5日(金) 午後2時50分から(予定)
EXPOアリーナ「Matsuri」
中学生が力を合わせ枚方の魅力を音楽で表現
「この街が好き」吹奏楽と歌でつなげる枚方家族の輪
公募で集まった市立中学校の生徒60人が合同バンドを結成。市テーマソング「この街が好き」や、市出身・在住の作曲家・酒井格さんが作曲した吹奏楽曲「たなばた」など枚方にまつわる楽曲を披露します。最大約1万6000人を収容可能な大型屋外ステージで、音楽を通じて市の魅力を発信します。無料。当日直接会場へ。
大阪・関西万博会場への入場にはチケットの購入が必要です
問合わせ先、政策推進課 電話841-1149、ファクス841-3039