平安歌人の在原業平が主人公とされる『伊勢物語』では、現在の枚方市にある天野川のほとりにやってきた惟喬親王らと業平が、天上の「天の川」になぞらえ、七夕伝説の織姫を題材に歌を詠みました。後に七夕伝説にちなむ名前の橋が天野川に架けられるなど、ゆかりの街として七夕の時期には関連のイベントが開催されています。
江戸時代には京都と大坂を結ぶ三十石船の中継港としてもにぎわった、東海道品川宿から数えて56番目の宿場町「枚方宿」は当時の面影を残しています。現在は京阪電車やJR学研都市線、国道1号などが市内を走り、大阪や京都へのアクセスの良さが魅力です。大阪城や御堂筋、清水寺などの人気の観光スポットにもすぐ!
京阪枚方市駅まで、京橋駅から15分、大阪駅と祇園四条駅からそれぞれ27分。JR長尾駅までは京橋駅から25分。淀川を往来する舟運もおすすめ。天満橋の八軒家浜から枚方船着き場まで、景色やお弁当を楽しみながら2時間30分。お好きな交通手段でお越しください。
#枚方映え で枚方の日常に価値を生み出したい―。そんな市役所職員たちで結成された「インスタ隊」が美しき枚方を紹介しています。あなたの日常にも新たな価値を。
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