広報ひらかた

人が主役のゆとりと賑わいのまちへ
市駅周辺の工事始まる


 枚方市駅周辺再整備は既存施設の解体や新築工事が始まるなど整備が本格化しています。市は昨年3月に策定した基本計画に基づき「人が主役のゆとりと賑わいのまち」へ再整備を進めています。

 問合わせ先、市駅周辺等まち活性化部 電話841-1364、ファクス841-3039


③街区
市駅前の「顔」令和6年度完成予定
まち・駅・自然が一つに

1月に着工 住居・ホテルなど備えた複合施設を整備

 枚方市駅周辺再整備基本計画に定めた5つの街区のうち、市駅北口駅前広場を含む③街区は、1月から新築工事に着手しました。枚方市駅周辺地区市街地再開発組合では、市駅北口駅前広場や再開発区域内の外周道路、新たな施設などを枚方市駅と一体的に整備し、まち・駅・自然(天野川)がつながるまちづくりを進めています。市駅東側では、枚方市駅と一体的な店舗・事務所・住宅・ホテルなどを備えた複合施設の建築や外周道路を整備する予定で、昨年6月から外周道路の整備を始め、今年1月から複合施設の基礎工事が始まりました。複合施設では、今後新庁舎の整備と連携し、さまざまな行政課題の解決を目指し、行政窓口や図書館などの再編に向けて取り組みを進めています。


市駅北側令和4年度着工

 市駅北側では、市駅北口駅前広場の拡充整備や店舗・住宅などの施設を建築する予定です。現在、既存建物の解体工事や施設の設計を進めており、令和4年度の新築工事の着手を目指しています。市駅東側は引き続き新築工事を進め、令和6年度に完成予定です。 同基本計画で示す、目指すまちの将来像「再発進 ひらかた 人が主役のゆとりと賑わいのまち」を実現するため、市駅前の新たな「顔」となる③街区のまちづくりを引き続き支援していきます。


令和3年1月

▲中央に見える京阪本線と交野線に挟まれたエリアに駅直結の複合施設が整備される予定です。

今年1月

▲既存施設が解体され、これから新築工事が始まります。


他の街区では…

 ①②街区では、まちづくりに向けた可能性調査や検討を進めます。④街区では、今年度開催した市民参画によるワークショップやアンケートをはじめ、関係機関からの意見を踏まえた「④⑤街区のまちづくりの考え方(骨子案)」をもとに、スケジュールの見直しやサウンディング型市場調査を実施。民間事業者のアイデアやノウハウを得ながら、新たな土地利用や魅力的なコンテンツを整理していきます。


市の窓口や図書館を東側の複合施設に

 高齢者をはじめ、妊娠期から子育て期までの行政サービスを一体となって提供する拠点を枚方市駅東改札口前やサンプラザ3号館などの行政機能の移転とあわせて再編します。現在、市駅東側の複合施設の進捗とあわせた開設に向け、内装設計を進めています。

6階

施設:◆地域健康福祉室の一部
   ◆子どもの育ち見守りセンター
   ◆男女共生フロア・ウィル
   ◆消費生活センター
   ◆健康福祉総合相談窓口


5階

施設:◆庁舎分室 (仮称)市民窓口など
   ◆(仮称)市駅前図書館
   ◆枚方市立生涯学習交流センター


 ※図などは検討中の内容です。今後の取り組みにより変更する可能性があります。


公共空間を活用した社会実験

 まちの価値や魅力の向上を目指すエリアマネジメントの実現に向け、「公共空間での魅力づくりの可能性」や「居心地の良い場所の在り方・場づくり」を検証する社会実験を実施。⑴人工芝などの設置、絵本の読み聞かせによる子供の遊び場の提供など⑵マルシェや芝生広場など。主催は⑴枚方市・市内NPO団体・川原町商店会 ⑵枚方HUB協議会。問い合わせは⑴ ⑵とも市駅周辺等まち活性化部。▶日時など 3月13日㈰・14日㈪午前10時、⑴市民会館大ホール前・市役所別館前広場・川原町商店街エリア⑵枚方市駅高架下(南通り線)。無料。当日直接会場へ。


▲ 枚方市駅北口駅前広場の平面計画図

 バスロータリー拡充と高架下の一般車両の流入抑制で交通動線を改善し、便利で安全な駅前広場を整備します。