広報ひらかた

FMひらかた最終放日は2月28日

77.9MHz
最終放送日は2月28日㈪

地域の“今”を伝え続けて25年
FMひらかたが閉局します

 地域に密着した放送を24時間365日続けたコミュニティ放送局「FMひらかた」が2月末で放送終了し、閉局します。平成9年の開局当初から25年間パーソナリティーを務めた岡澤弥生さんに話を聞きました。

 問合わせ先、広報プロモーション課 電話841-1258、ファクス846-5341

岡澤 弥生(おかざわ やよい)さん FMひらかた開局当初からパーソナリティーを務め、6本の番組を担当した。枚方在住。59歳。


「程よくくだけて品あるまち」枚方でパーソナリティーに

 生まれ故郷の島根でラジオのパーソナリティーを経験し「環境が良く住みやすい」と聞いて、結婚を機に枚方に移住したという岡澤さん。枚方のイメージを尋ねると「大阪と京都の真ん中だからか、程よくくだけて、程よく品がある温かいまちですね」と柔らかい表情で話しました。「ラジオ局ができると聞いてすぐに応募しました。開局したばかりのコミュニティFMでパーソナリティーができるなんて」と振り返ります。当時は、図書館で百科事典を開いたり、とりあえず現地を訪れたりして情報を集めたとのこと。「自分の目で見て、聞いて、感じることを大切にしていました」と話します。


番組とともに成長した25年「自分がワクワクすることが大事」

 初めて企画した番組は、平成10年からスタートした学校給食の献立や栄養価を紹介する「給食バンザイ」。子どもが小学校に入学してすぐの給食参観で「今の給食はこんなにおいしくて栄養たっぷりなんだ」と感じたことをきっかけに、現代の給食の「すごさ」を広めたくなったそうです。現在は介護と福祉の番組を担当。「あまり重たい印象にならないよう、冒頭では家で起こったおもしろエピソードなどを話します。まずは自分がワクワクしなきゃ届かないと思う」とラジオに親しみやすくなるこつを話してくれました。「偶然だと思いますが、自分や家族の成長とともに担当番組が変わっていることに気づいて、FMとともに人生を歩んでいることを強く実感しました」。FMひらかたと歩んだ25年を笑顔で締めくくりました。


開局 平成9年1月15日正午

 式典では来場者と一緒に開局までのカウントダウン!リスナーはポケットラジオを片手に見守りました。


「駅ナカStudio779」オープン平成25年1月15日正午

ひこぼしくんも大活躍!

 枚方市駅構内にサテライトができ、著名人なども多く出演しました。ひこぼしくんは、2020年から「ひらキャラ★DJタイム!」で毎月第3木曜のレギュラーを担当。元気いっぱいにDJを務めました。


懐かしの音源を募集

 試験放送や開局当初の貴重な音源を募集。返却なし。 ▶応募 2月15日までに氏名・連絡先を書いて、データはメールでFMひらかた(メールアドレスmail@kiku-fm779.com)へ。カセットテープ・MD・CD-Rなどは郵送で〒573ー0032岡東町12ー1「FMひらかた懐かしの音源」係へ。詳細はFMひらかた(電話843-0081)へお問い合わせを。


災害時の情報伝達手段の充実を図っています

 問合わせ先、危機管理室 電話841-1270、ファクス841-3092

 防災無線やエリアメール、Lアラートを情報源としたテレビの防災テロップや広域ラジオの災害放送などのほか、市ホームページやSNSを活用し、情報伝達手段の充実を図っています。さらに今年度は固定電話への自動音声配信システムを導入しました。


パソコンやスマホがなくても 避難情報を固定電話に配信できます

 避難情報が発令されると、申請により事前に登録した電話番号に自動で音声を配信します。対象はパソコンやスマホなどを持っていない人など。詳細は危機管理室へお問い合わせを。

▶申込 随時受け付け。市役所別館3階危機管理室にある申請書を同課へ。来庁が困難な場合は電話で同課へお問い合わせを。


市公式LINEで災害に備えを

 トップ画面「防災メニュー」では、避難情報や防災行政無線、気象・交通インフラなど災害時に役立つ情報のほか、日頃から災害に備えるための情報が確認できます。

◆登録方法 LINEアプリを開き、ID検索で「@hirakata_city」と検索または右記コードを読み取り友だち追加を。