広報ひらかた

枚方家族

枚方家族 思い出の1コマ

枚方ゆかりの著名人の皆さんが秘蔵の写真とともに思い出を語ります。

第43回 ごまのはえ さん

 劇作家・演出家。劇団「ニットキャップシアター」代表。(一財)地域創造リージョナルシアター派遣アーティスト。京都を創作の拠点に大阪、東京など全国の各都市で公演を続ける。平成16年「愛のテール」でOMS戯曲賞大賞を受賞。10月、枚方市総合文化芸術センターで同賞特別賞と新・kyoto演劇大賞を受賞した「ヒラカタ・ノート」を公演予定。

新しい劇場で宝物に出会えますように

 今も両親が暮らす枚方は、18歳のときに町を出てからも何かと気にかかる町です。10年ほど経って帰省した際に、町の印象がずいぶん変わったように感じました。私の親の世代が定年を迎える頃で、これから先どんどん町が老いてゆくのではないかと感じたことから「ヒラカタ・ノート」は生まれました。そんな町に総合文化芸術センターが誕生しました。以前の市民会館ホールにはたくさんの思い出があり、特に先代の桂春団治さんを観られたのは一生の宝物。新しい劇場で皆さんにもすてきな出会いがあることを願っています。

珍しく枚方に雪が積もった冬。近所の友だちと根こそぎ雪をかき集め、かまくらを作りました。近所の人が配ってくれたカレー味のラーメンがとても思い出深いです(1980年代)。

家の近所でユニフォーム姿のままパシャリ。小学3年生ごろから野球を始め、川越小学校などで練習していました(1980年代)。