広報ひらかた

まちの話題

日常描いた150点が彩る

ふれあいホールで若手芸術家の絵画展

 9月3日~8日、市在住の画家・仲紗如美さん(写真)のミンデンナッピ展がふれあいホールで開催されました。枚方ゆかりの若手芸術家を支援するアートスプラウトの一環で、見た夢や家族との日常から着想を得た絵画やコラージュ計150点が同ホールを彩りました。朝起きてまず夢での出来事を絵に起こすことも多いという仲さんは「中国のお菓子をイメージして描いた絵が一番のお気に入り」と話しました。


コロナ禍飛び越え全国へ

ハードルと走り高跳びの混成競技で府大会優勝

 ひらかたキングフィッシャーズスポーツクラブ所属で樟葉小6年の濵田千畝さんが7月に開かれた小学生陸上競技会のコンバインドAで優勝し、8月20日、全国大会出場を報告しました。80mハードルと走り高跳びの合計得点を競うもので、走り高跳びの得点で他の選手に大きく差を付けました。濵田さんは「自己ベストを出せるよう頑張ります」と笑顔でした。


高校球児へエール

市出身の漫画家・なきぼくろさん原画展

 8月9日~31日、市出身の漫画家・なきぼくろさん作の高校野球漫画「バトルスタディーズ」の原画展が枚方T-SITEで開催されました。コロナ禍で頑張る球児を応援したいと講談社からの提案で実現。作者が選んだ印象的なシーン11点が並びました。担当コンシェルジュの祖父江未範さんは「細部まで描き込まれた原稿から伝わる、球児の迫力と作者の野球への熱量が素晴らしい。私も元気をもらえました」と話しました。


希望の光、差すこと願って

「枚方の火」東京パラに届ける

 8月15日、東京パラリンピック開会式で聖火台に灯される火の一部になる「枚方の火」が市民会館大ホールロビーで採火されました。天野川の水をレンズ代わりにして起こした火を府立むらの高等支援学校の生徒3人が順番にトーチでつなぎ、最後は伏見市長がランタンへ採火。同校3年生の久木田貴志さん(写真右)は「コロナで暗い世の中に明るい希望の光が差すことを願いながら火を付けました」と話しました。


オンラインで2年振りに復活

枚方まつり2021

 昨年はコロナ禍で中止となった枚方の夏の風物詩「枚方まつり」が8月28日・29日オンラインで開催されました。今こそ元気を届けようとYouTub(eユーチューブ)で生配信。2日間の視聴回数は2万回を超え、多彩な出演者の登場で配信会場となった関西外国語大学谷本ホールは熱気に包まれました。

 枚方まつりを盛り上げるためオーディションで結成されたアイドルユニット「Hi * GIrl」のメンバーは7人全員が枚方出身。笑顔あふれる歌とダンスでまつりのフィナーレを飾りました。

恒例の市内小中学校・高校の吹奏楽部による合奏も

市PR大使・森脇健児さんの生トーク。コロナで学校が楽しめないという視聴者の声に「今は根を張る時。腐ったら負けや!」とエール。

熱唱!市テーマソング「この街が好き」

「開催に感謝!来年もステージに立てるよう頑張ります」とダンスリミックス版ボーカルの藤田彩夢さん。

同曲を制作した市PR 大使・TANEBI の上田和寛さんはスタッフの拍手に「うれしい!」

学生企画で実現「子ども英語紙芝居」

関西外大3回生の宇佐美友基さん(写真下)は「練習から本番まで全てオンライン。今後の活動に生かせそう」と笑顔。

関西外大生や市内の小中学生、高校生が共同で制作。英語のアテレコは小学生が挑戦!

祭りの新しいカタチに手応え
運営リーダー 中田賢作さん(40 歳)

 出店に代え、フードデリバリーと連携するなどコロナ禍でもできることを考えました。オンラインに挑戦したことで、全国を巻き込む仕掛けなどアフターコロナに向けた新たな可能性に手応えも感じています。