広報ひらかた

伏見市長の情熱日記

公民連携でまちの課題解決

 市ではまちの課題を解決するため、民間事業者と連携した取り組みを積極的に進めています。
 市内にはたくさんの農地がありますが、農業の後継者不足や担い手の高齢化といった課題を抱えています。昨年、障害者の就労を目的とした貸農園を手掛ける企業と関西初の協定を締結し、農業と福祉分野の連携による雇用創出に向けた取り組みをスタートしました。農園は杉地区に10月開設予定で、障害がある市民の働く場の選択肢が広がることを期待しています。
 また、子ども食堂での食材確保の負担を軽減するため、市は子ども食堂のニーズを事業者に情報提供し、事業者がフードロス削減も踏まえて買い取った食材を無償で届ける取り組みも行っています。 行政と民間がまちの課題解決に向けて対話する「公民連携プラットフォーム」を昨年9月に設置し、事業者から提案を受けてこれまで20件以上の事業を実施してきました。
 今後もさまざまな分野で事業者と連携し、民間のスピード感、アイデアやノウハウを生かして、多様化・複雑化する行政課題をビジネスや社会貢献活動によって解決し、未来を見据えた持続可能なまちづくりを進めていきます。