広報ひらかた

伏見市長の情熱日記

かけがえのない文化芸術

 枚方の新しい「顔」となる総合文化芸術センターがいよいよオープンします。3年前の大阪北部地震により市民会館大ホールが使用できなくなり、コロナ禍も加わって少なくなっていた文化芸術に親しむ機会を、新たなホールで市民の皆さんとこれから楽しめると思うとワクワクします。
 さて、今月号の特集では総合文化芸術センターを辰巳琢郎さんにご紹介いただきました。取材後の辰巳さんとお話しさせていただきましたが、「人々が生きていく上で文化芸術はなくてはならないもの」という言葉は深く心に刻まれました。音楽や演劇などのパフォーマンスの素晴らしさはもちろん、全力で挑むアーティストの可能性や人間ドラマも観る人に生きる喜びを与えてくれます。そして市民の皆さんも自らが望めば人間ドラマの作り手にも出演者にもなれます。
 コロナの対応では常に「何を優先すべきか」という難しい問いに直面します。当然ながら「命」が最優先ですが、人生を豊かにする文化芸術もかけがえのないものです。
 今後も感染対策を徹底し、その時々の状況に対応しながら、新たな文化芸術の拠点を市民の皆様と一緒に盛り上げてまいります。