広報ひらかた

予防が大事!熱中症

高齢者[ I C T ]利用応援企画

 昨年8月の枚方の平均最高気温は35・6度、最高気温は38 ・7度を記録しており、今年も厳しい暑さが予想されます。気温が高く風が弱いときなどに体温調節の機能がうまく働かず起こる熱中症。今年は外出自粛により体が暑さに慣れておらず特に熱中症のリスクが高い状態に。予防のポイントを学び、あつ~い夏を元気に過ごしましょう!

 問合せ先、保健医療課 電話807-7623、ファクス845-0685

熱中症を防ぐために屋外で人と2m以上(十分な距離)離れていればマスクを外して2m以上十分な距離ウイルス感染対策は忘れずに!

夏を元気に乗り切る4つのポイント

ポイント1|暑さを避ける

 涼しい服を着て、日傘や帽子を使用。少しでも体調が悪くなったら涼しい場所(涼しい室内に⼊れなければ日陰)へ移動を。

ポイント2|こまめに水分補給

 水分は1 日1.2ℓを目安にのどが渇く前にこまめに補給を。⼤量に汗をかいたときは塩分も⼀緒に摂りましょう。

 ※水分・塩分などに制限がある場合はかかりつけ医に相談を。

ポイント3|日頃から体調管理を

 暑さに備え、無理のない範囲で適度に運動を。また、毎日の体温測定などで健康チェックをし、体調が悪いときは無理せず、自宅で静養しましょう。

ポイント4|エアコンを適切に使う

  エアコンの使用も効果的。使用時は、感染症予防のために定期 的に窓を開けて空気を⼊れ替え、その後は室温が上がらないよう温度設定 を調整しましょう。

こんな日は注意して

熱中症警戒アラートをお出かけ前にチェック!

 環境省は熱中症へのかかりやすさを示す暑さ指数(WBGT・右表)を使い「危険」「厳重警戒」など4段階に分けて注意を呼び掛けています。また、指数の予測値が33 以上になる場合は熱中症警戒アラートが発表されるので外出を控える・エアコンを使用するなどの予防行動を積極的に取りましょう。いずれも同省熱中症予防サイト(http://www. wbgt.env.go.jp/)で確認できます。

日常生活に関する指針

暑さ指数(WBGT)

危険(31以上)

注意事項

⾼齢者は安静状態でも発⽣する危険性が⼤きい。外出はなるべく避け、涼しい室内に移動する。


暑さ指数(WBGT)

厳重警戒(28~31)

注意事項

外出時は炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意する。


暑さ指数(WBGT)

警戒(25~28)

注意事項

運動や激しい作業をするときは定期的に充分休息を取り⼊れる。


暑さ指数(WBGT)

注意(25未満)

注意事項

⼀般に危険性は少ないが激しい運動や重労働時には発⽣する危険性がある。


屋内でも発生 油断は禁物

 昨年5月~9月の市内での熱中症発 ⽣件数は225件で、その約半数は屋 内で発⽣しています。また、搬送され た人の約半数が⾼齢者でした。⾼齢 者は特に暑さを感 じにくく、発汗・ 血液循環機能が低 下しているため、 日陰だから⼤丈夫 とは思わずご注意ください。

屋内:106件
うち住居:68件
屋外:119件

(枚方寝屋川消防組合提供)

大塚製薬㈱ 熱中症対策アドバイザーに聞く!

水分補給のポイント

 予防にはのどが渇く前からの水分補給が⼤切。1日水分1.2ℓを8回程度に分けてこまめに飲むとよいでしょう。汗はナトリウムをはじめとしたさまざまなイオンを含んでいるため、その成分に近いイオン飲料などで失われた水分と塩分などを⼀緒に摂るのもおすすめします。

小枝友彦さん(54歳)

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 はがき、ファクス、市ホームページの応募フォームに住所・氏名・電話番号を書いて〒573-8666市広報プロモーション課へ。8月15日必着。1人1通。当選者の発表は発送をもって代えさせていただきます。

 問合せ先、広報プロモーション課 電話841-1258、ファクス846-5341

市は⼤塚製薬㈱と平成30年に包括連携協定を締結し、熱中症対策に関する支援などで協力しています。