広報ひらかた

ワクチン接種の予約が始まります

5月31日まで緊急事態宣言が延長

市施設の利用中止も継続

できるだけ外出は控えてください

 新型コロナウイルス新規感染者の高止まり傾向や医療のひっ迫を受け、国は5月7日に「緊急事態宣言」を愛知・福岡も新たに追加(16日には北海道・岡山・広島も追加)し、31日まで延長。それに伴い、市は、市施設の利用やイベントの中止措置も5月31日まで延長することを決定しました。 引き続き府の要請に基づく行動を徹底し、感染拡大防止へのご協力をお願いします。

 問合せ先、危機管理室 電話841-1270、ファクス841-3092

要請内容

※変更される場合があります。最新情報は市ホームページをご確認ください。

仕事

出勤者数の「7割減」を目指し、テレワークを促進

外出・府外移動

自粛


飲食店

・午後8時まで
・酒類提供店は休業
・酒類持ち込み認めず


路上飲み

自粛


イベント

無観客


学校

大学の授業は原則オンライン部活動は自粛


床面積1000㎡を超える百貨店など

生活必需品売り場を除き休業


市内の感染者状況等

5月18日現在

 最新情報は市ホームページで随時更新しています。

これまでの感染者累計:2981人 (うち死亡者82人)

年代別感染者数(人)

3/29~4/4:109
4/5~11:190
4/12~18:231
4/19~25:259
4/26~5/2:229
5/3~9:128
5/10~16:100

10未満、10代、20代、30代、40代、50代、60代、70代、80歳以上

感染経路別感染者数(人)

3/29~4/4:109
4/5~11:190
4/12~18:231
4/19~25:259
4/26~5/2:229
5/3~9:128
5/10~16:100

医療従事者、福祉従事者、施設利用者、事業所関連、飲食店関連、感染者家族、その他、感染経路不明

感染したかな、と思ったら…

まずはかかりつけ医やお近くの医療機関に必ず電話で相談

土・日曜、夜間で閉まっているどこに聞けばいいかわからないときは・・・

新型コロナ受診相談センター(帰国者・接触者相談センター)へ電話で相談

電話841-1326、ファクス841-5711※

24時間受付

日常生活での感染予防法体調および健康に関する一般的な相談は…

市専用相談窓口

電話841-1253(平日午前9時~午後5時30分)ファクス841-5711※

※ファクスの平日午後5時30分以降および土・日曜、祝日受付分は翌日(平日)に回答。

市内の自宅療養者を訪問看護
感染者急増で療養者支援

七澤 ゆきのさん
訪問看護ステーションメディカルレイズで管理者を務める。

 3月下旬から全国的に感染者が急増し、ホテルなどでの宿泊療養や入院がすぐにできない状況が続いています。また、変異ウイルスの流行で、発症時は軽症や無症状であっても突然重症化するケースが増加。そのため、市では2月から訪問看護師が療養者の自宅へ赴き、健康観察や体調管理などを行っています

1日最大12軒訪問したことも

 市の自宅療養者の訪問看護を担当するのは訪問看護ステーションメディカルレイズの訪問看護師で、新型コロナ対応の専属看護師として働く七澤ゆきのさん(32歳・写真右下)。年末年始の感染者急増で保健所業務がひっ迫している状況を知り、「少しでも力になれば」と1月中旬に市保健所へ応援を申し出、2月7日から1人で1日平均6~8軒を車で回っています。4月には1日最大12 軒訪れることもあったといい、七澤さんは「対象地域が市内全域なので体力勝負」と話しました。

風評被害が起きないよう玄関先で装備を着脱

 近隣住民に感染が知られて風評被害が起きないよう、各家に到着してから玄関で防護服やゴーグル、マスク、グローブ、シューズカバーなどを身に着け全身を覆います(写真)。そして、1軒当たり10分~15分で的確に療養者の体温や脈拍・血圧・呼吸機能を確認。症状を記録し、パルスオキシメーター(血中酸素飽和度測定器)の使い方をはじめ緊急時の対応方法なども説明します。訪問後は感染を防ぐため、玄関で防護服等を注意して脱いでから訪問先で全て廃棄し、手や腕だけでなく衣類用のアルコールで全身を消毒。その後、市保健所へ療養者の症状等を報告し、入院が必要な場合は市保健所が府と調整します。白井千香保健所長は「訪問看護のおかげで自宅療養者の症状が詳細に把握でき、入院の調整が以前よりスムーズにできている」と感謝の意を表しました。

1人でも多くの重症化を防ぎ命を守りたい

 自宅療養者の中には日頃から感染対策をしていたのにもかかわらず感染したことや、周囲に感染させてしまったことから来る罪悪感で涙を流す人も多いといいます。「少しでも気持ちが軽くなるよう『自分を責めないで、今は自分のことだけを考えて休んでください』と優しく声を掛けるようにしている」と七澤さん。「同居家族にうつしたくない、重症化するのが怖いとの思いから宿泊療養や入院を希望する人がほとんどですが、自宅療養を余儀なくされている人が多いのが現状。訪問看護を通して1人でも多く重症化を防ぎ、大切な命を守っていきたい」と力を込めました。