広報ひらかた

伏見市長の情熱日記

感染拡大をくい止めるために

 新型コロナウイルスの感染状況は、大阪府で4月13日に1日の感染者数が初めて1000人を超え、重症病床の使用率は95%となり、医療体制は極めてひっ迫しています。要因の一つとしては、既存株に比べ感染力が強く重症化率が高い変異株の影響が大きいとされており、本市でもこれまでにない速度で感染者が増加しています。

 また、新規感染者の年代別では20歳代が最も多く、50歳代、40歳代と、比較的若い世代に感染が拡大しています。さらに、感染経路別については経路不明と家族間の感染が大部分を占めています。これまでとは明らかに違う傾向や速度、そして感染力を見せる第4波を少しでも抑えるためには、皆さまにかねてからお願いしてきた、不要不急の外出・移動の自粛、マスク着用・消毒などの感染対策に加え、更なる行動の変化が必要と考えています。

 年代に関係なく誰もが感染、重症化する新たな状況を迎えているという認識のもと、1人でも感染者数を減らすため、外出を極力控えていただくとともに家族や友人など身近な人と感染しないための行動についてお互いに声を掛け合い、実践していただきたいと思います。