広報ひらかた

伏見市長の情熱日記

安心して接種いただけるように

 国内でも新型コロナウイルスワクチンの接種に向け、準備が急ピッチに進んでいます。
 本市では、市民の皆さまに円滑に接種していただけるよう、臨時組織を立ち上げ、医師会や医療機関等とも連携し準備を進めています。国が示す優先順位を踏まえ、医療従事者等から順次接種を開始し、3月下旬には高齢者の皆さまへ受診券を郵送予定です。
 ワクチンの接種にあたっては、ワクチンによる副反応、特に急性アレルギー反応であるアナフィラキシーを心配される人が多いと聞きます。厚生労働省によると、米国では、ファイザー社のワクチンを接種した後のアナフィラキシーが、1月18日時点で100万回あたり5例程度と報告されています。一方で、海外での臨床試験で、発症の予防に約95%の効果があったと報告されており、これは、インフルエンザワクチンの効果が40~60%程度と報告されていることを考えると、高い効果だと期待されています。
 本市としましても、ワクチンの安全性と有効性を事前に正しく理解していただけるよう情報を分かりやすくお届けし、安心して接種していただけるよう全力で取り組んでまいります。