広報ひらかた

「身近で頼りになる」「家族のことも相談できる」

かかりつけ医を持ちましょう

 「この症状は、どこの科で診察してもらったらいいかな?」「大きな病院にかかった方がいいのかな?」…。そんなとき頼りになるのが「かかりつけ医」。健康に関することはなんでも相談でき、必要なときに専門の医療機関を紹介してくれる身近で頼りになる地域の診療所やクリニックなどです。いざというとき困らないように、かかりつけ医を見つけませんか。

問い合わせ、市立ひらかた病院 電話847-2821代、ファクス847-2825、
枚方市保健所 電話807-7623、ファクス845-0685

かかりつけ医がいるメリットは?

①病気の予防・早期発見につながる

 継続して同じ医師の診察を受けることで、体質やアレルギー、日頃の生活習慣、これまでかかった病気や出やすい症状などが把握されやすくなったり、異変に気付かれやすくなることで病気の早期発見につながります。また、様々な健康上の相談が気軽に相談できる医師を持つことで、日常の健康管理のアドバイスが受けられるなど、新たな病気の予防にも効果的です。

②専門の病院を紹介してくれる

 「かかりつけ医といっても、専門外のことは分からないのでは?」と思われがちですが、医師の目でより専門的な治療が必要かどうか判断し、適切な医療機関を紹介してくれます。その際、かかりつけ医は病状や経過など治療に役立つ情報を添えて紹介状を書くので、紹介先の医療機関はそれらを参考にして、診断や治療ができます。

かかりつけ医と中核病院は連携しています

 身近で日常生活に密着した初期医療を行う診療所(かかりつけ医)と、専門的な検査や入院治療をする中核病院、地域でそれぞれの役割を明確にして皆さんがより充実した医療を受けられるよう、国を中心に連携の取り組みを進めています。

患者

↓相談・診療

かかりつけ医

職場や自宅の近くの診療所やクリニックなど

↓専門的な検査や入院治療が必要な場合に紹介
連携
↑症状が安定したらその診療を依頼

地域の中核病院

きちんと連携がとられていて安心だね!

かかりつけ医を選ぶポイント

職場や自宅の近く

 すぐに相談できる医師が職場や家の近くにいれば、これほど心強いことはありません。子どもや高齢者のいる家庭、糖尿病や高血圧症などの生活習慣病で、定期的に通院しなければならない人は、特に通いやすいところがおすすめです。

近くで探してみよう

 市医師会ホームページ(http://www.hirakata.osaka.med.or.jp/kakaritukei/)では市内の医療機関一覧を掲載しています。好きな地域を選んで近くの医療機関を探すことができます。

患者の話をしっかり聞いてくれ相談しやすい

 初診時に自分や家族の病歴などを詳しく聞いてくれたり、データに頼りすぎずに患部をきちんと診てくれたりと、話をしっかり聞いて、健康状態の把握に努めようとする医師かどうかがポイントです。

病気・治療・薬について分かりやすく説明してくれる

 治療効果を上げるには、患者と医師、互いの理解が必要です。そのため、分かりやすい言葉で説明してくれる医師は信頼できて安心です。

〜市立ひらかた病院〜 初診時は紹介状の持参を

Q.地域医療支援病院とは?

A. 患者にとって身近な存在である地域のかかりつけ医が第一線の医療を担えるよう支援するために、必要な機能を有する医療機関のことで、法律に基づき都道府県が承認しています。地域医療の充実のため、医療機関の適切な役割分担を推進するという考えから、原則として紹介外来制を実施しています。

そのため

紹介状を持たずに受診した場合にかかる料金(非紹介患者初診料加算金)が変わります。

初 診

医科
現行:3300円
変更(4月予定):5500円

初 診

医科
現行:3300円
変更(4月予定):3300円

再 診※

医科
現行:なし
変更(4月予定):2750円

再 診※

医科
現行:なし
変更(4月予定):1650円

税込み。(※)市立ひらかた病院から診療所やクリニックなどの医療機関に紹介した患者が、引き続き市立ひらかた病院での受診希望し、紹介状(診療情報提供書)を持たずに受診する場合。

小児科はこれまで非紹介患者初診料加算金を支払う必要がありませんでしたが、今後は他の診療科と同様の金額となります。

Q.非紹介患者初診料加算金とは?

A. かかりつけ医が発行する紹介状(診療情報提供書)を持たずに初めて受診する場合に、初診料以外に負担する料金のことです。受診の際はかかりつけ医が発行する紹介状(診療情報提供書)をお持ちください。なお、救急搬送患者や特定の公費医療を受ける患者などは支払う必要がありません。