広報ひらかた

タブレットで教育が変わります

  新型コロナウイルスの感染が再び拡大する中、市は、万が一学校が休校になった場合に児童・生徒の学びの場を確保するため、ICTを活用した教育の環境整備を進めています。9月からはタブレットの配備が完了した学年から順次、タブレット学習を導入していきます。
お問合せは、教育指導課 電話050-7105-8052、ファクス851-2187

9月から順次、配布開始

 市は、今年度中に市立小・中学校の全児童・生徒へ1人1台、いつでもどこでも使えるLTEモデルのタブレットを配布します。それに合わせて、グーグルが教育機関に無償で提供する教育支援ツール「G Suite for Education」を導入します。これによって、課題の提出や回収がオンラインで可能となるほか、連絡事項などを記載する掲示板の機能も使用することができます。
 アカウントはすでに全児童・生徒に発行・配布しており、新型コロナの第2波への備えとして活用できるとともに、9月に中学3年生からタブレットが順次配布され次第、今年度中に学校や家庭での本格的な運用が始まります。


「タブレット配布が楽しみ!」

  9月から順次始まるタブレット配布を前に、蹉跎中学校では学校に配備されている授業用の端末を使い、他の学校よりも先行してG Suiteを活用した授業を行っています。
 8月6日、1年1組の英語の授業では、まず自分のアカウントにログインしてみるところからスタート。先生がプロジェクターで投影する端末の画面を見ながらみんなで一緒に操作していきますが、初めて使うツールに「先生、どうやるの?」と 戸惑う生徒も。それでも、クラスメイト同士お互い教え合いながらログインでき、授業が終わる頃には基本的な操作に慣れた様子で前向きに取り組んでいました。
 担当する山城永倫美教諭は「G Suiteを使うと、ノートを写真データで提出してもらったり、ペアの英会話をビデオに撮って提出したりしてもらえるので、短時間で効率よく一人一人の学びをしっかり把握できるのがいいですね」と話し、「タブレットを活用して、予習や課題を家庭学習でしてもらうことで、授業では知識を教えるだけでなく、英会話の練習や学びを深める時間を増やすことができる」と今後の可能性に期待を寄せました。「こんな機能あるんだ!」と嬉しそうにタブレットを使っていた大倉華音さんは「ノートを書くのとは違い、文字を打つだけだから簡単でした。自分用の端末が配られるのが今から楽しみです」とワクワクした様子でした。


生徒のために日々模索 教員有志のオンライン研究部

 3月からの休校期間中、蹉跎中学校の先生たちは生徒たちとの連絡や学力保障のために何かできることがないか日々模索していました。4月中ごろ、複数の先生が数あるサービスの中でも無償で使える「G Suite for Education」に着目し、導入できないか自主的に機能や使い方などの研究を開始。そこから教員9人が有志で集まり「オンライン学習研究部」が発足しました。
 9月開始のタブレット学習に向け、まずは教員全員が使いこなせるよう、研修等を行っています。同部を主導する浜直也教諭は「G Suiteと1人1台のタブレットがあれば、授業で手を挙げて発言することが苦手な生徒も意見を伝えやすくなるほか、今後もし学校が休校になった場合も、学校と連絡を簡単に取ることができるので学習保障も可能になります」。同校の若田淳子校長は「市がG Suiteの導入を決める前から、先生たちが生徒のために自主的に動き出したことが本校の強みです。使用上のルールを定めていきながら、タブレットを活用して生徒の学びをより深めることができるよう、今後も研究していきます」と話しました。


新型コロナウイルス感染症対策応援基金

枚方の力になりたい!応援続々集まっています

申し込み状況(8月17日時点)
個人151件・団体14件 1656万5800円

寄附により税の控除を受けられます

 寄附金の受領を確認後、お礼状と寄附金受領証明書を郵送します。個人の場合は、ふるさと寄附金制度により、年間の寄附総額のうち2000円を超える部分について、所得税と住民税の控除の対象となります(上限あり)。寄附金受領証明書は税額控除の申告の際に必要ですので、大切に保管を。
 また、確定申告をしなくても、ふるさと納税の寄附金控除を受けられる「ワンストップ特例制度」もご利用ください。対象は、寄附を行った年の所得等について確定申告をする必要がない人で1年間の寄附先が5自治体以内の人です。詳細は市ホームページ参照または市民税課にお問い合わせを。
お問合せは、市民税課 電話841-1353、ファクス841-3039

市外からの寄附が返礼品の対象に

 7月17日より、応援基金への市外在住の人からの寄附がふるさと納税の返礼品の対象となりました。また、ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」および「ふるさとチョイス」からの寄附ができるようになり、クレジット決済等が可能です。
 ▶申込 オンラインまたは申請書(市ホームページから取り出し可)を郵送またはファクス・電子メール(kenkousoumu@city.hirakata.osaka.jp)で〒573-8666 市健康福祉総務課へ。詳細は市ホームページ参照。 お問合せは、税制課 電話841-1314、ファクス841-3039

寄附付き商品で応援!【第2弾】

PR大使がコラボ!
コロナ対策応援Tシャツ -9月下旬発売!-

 市PR大使のパナソニックパンサーズが、応援Tシャツを販売!売り上げは市のコロナ対策支援に充てられます。コロナ禍で苦しむホームタウンの助けになればと同チームが発案。9月下旬からパンサーズ公式サイト等で発売。1枚3300円(税別)。200枚限定。※市PR大使・切り絵作家たけうちちひろさんデザイン!

8月27日から
老舗繊維メーカー発 和紙糸で編んだ“3Dニットマスク”

 かかとのない筒状の靴下”つつした”を開発した樋口メリヤス工業株式会社(春日元町)のマスク。代表の中江優子さん(46ページ参照)は「創業の地の力になれれば」。
店舗(交野市倉冶)及びWEBで販売。
Mサイズ1000円、Lサイズ1200円(税別)。9月30日まで。

本革名刺入れ(みっけ街づくりの会)

 樟葉宮表参道商店会キャラクター「みっけちゃん」のオリジナル名刺入れ(写真)。外側には刻印、内側には顔の形にくりぬかれたポケットが。
WEBや出店イベントで販売。
5273円(税別)。 12月31日まで。

お問合せは、広報プロモーション課 電話841-1258、ファクス846-5341